「新聞配達の人にね、顔を覚えられちゃってね」
はにかみながらダンロップのシューズを履くレイドリーダー。
彼は50コイン確定後もジムに残るポケモンを早朝に帰宅させながら、しかし決して自分のモンスターを置くことはない。
「レイドで顔ぶれを見たときに、“ジムを落とすアイツがいる”って思われたら、素直になれませんからね」

レイドリーダーの思慮はどこまでも深い。