鳥取砂丘(鳥取市)で11月24〜26日に開催され、約10万人が参加したスマートフォン向けゲーム「ポケモンGO(ゴー)」のイベントについて、砂丘の保全に取り組む鳥取県や市の「鳥取砂丘再生会議」は22日の会合で、砂丘の生態系に負荷を与えた可能性があると指摘した。
専門家などで構成する再生会議は、砂丘内に設定した117地点でイベント期間中の足跡の数を調査。
比較的足跡の密度が高くなる夏の平均値(2013〜16年)と比較して2.3倍だった。
普段はあまり人が立ち入らないエリアも多くのユーザーが歩き回り、貴重な植物や昆虫類に影響を与えた可能性があるとしている。