「ポケモンGO」イベント開催へ

原発事故からの復興に向けて新年度、福島県内でスマートフォンのゲームアプリ「ポケモンGO」の限定イベントが開かれる見通しとなりました。

「ポケモンGO」は、任天堂などが出資する「株式会社ポケモン」とアメリカのベンチャー企業が共同開発したゲームで、スマートフォンのカメラと位置を
把握するGPS機能を使って、実際の風景の中に現れたキャラクターを捕まえたり、ほかのユーザーと対戦したりするものです。

関係者によりますと、ポケモンの初期のキャラクターおよそ150体の中から1体を福島県を応援するポケモン=「推しポケモン」とし、新年度、
期間限定で県内でこのゲームアプリを使うと「推しポケモン」が出現しやすくなります。

こうしたイベントは平成28年に福島と宮城、岩手の被災3県で行われたほか、おととし、鳥取県で珍しいキャラクターが出現しやすくなるイベントが
開かれた際は、3日間で全国からおよそ8万9000人が訪れ、経済効果は13億円にのぼったと推計されています。

福島県は18日にポケモンを展開する会社と連携協定を結んだうえで「推しポケモン」を発表するほか、同じ日の午後から福島駅東口でお披露目会を開きます。
https://www.nhk.or.jp/lnews/fukushima/20190214/6050004387.html