【Nobody's fault】櫻坂46★5【本スレ】
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
1stシングル「Nobody's fault」12/9発売!
https://sakurazaka46.com/s/s46/news/detail/R00006
☆櫻坂46オフィシャルサイト
http://www.sakurazaka46.com/
☆欅坂46オフィシャルブログ
https://sakurazaka46.com/s/s46/diary/blog
☆櫻坂46公式Twitter
http://twitter.com/sakurazaka46
※粘着荒らし、メンバーに対する誹謗中傷等はスルー!、専ブラ持ちは積極的にあぼーん推奨!
※公式発表前の情報のリークは別スレで!、リークする人も構う人もNG推奨!
※次スレは>>900が宣言をしてから立てること!
立てられない、もしくは>>920までに立たない場合は、代行宣言した人が立ててください!
※スレタイは原則的に【表題曲名】櫻坂46★(数字)【本スレ】となります
※スレ住民の合意で決められた最も中立的なスレタイです
※それ以外で立てられたスレッドは速やかに削除要請しましょう
※【表題曲】の部分は新譜のタイトルが正式解禁された後対応してください。
※ルール、テンプレの改変は禁止。改変されたものは廃棄対象とします
※ルール、テンプレの変更はスレ住民の同意を経て行ってください
※前スレ
【Nobody's fault】櫻坂46★4【本スレ】
https://krsw.5ch.net/test/read.cgi/sakurazaka46/1602766483/
https://twitter.com/5chan_nel (5ch newer account) >>176
鳥居→鳥がとまる
欅→鳥がとまる
櫻→鳥がとまる
電線坂とかか?
んなもんないか。 順当に行けば春に忙しいグループになるよな
卒業ソングとか入学ソングっぽいやつ出すのかな >>192
大人が植えた桜の木をるんがチェンソーで伐採していく曲 >>174
砂塵ってゆっかーが正式なセンターなの? 森田ひかる「希望なんて持つな!泥かぶって生きろ!」
こんな感じか?w ヲタ「櫻の1st聴いた?」
今泉「うん」
ヲタ「略称は何がいいと思う?」
今泉「ノバふぉ。」
ヲタ「w」 制服と太陽みたいな曲出してほしいね
制服と太陽でも良いけど >>191
今となっては超レアグッズか収集癖をくすぐるものがあるな…
てか外ならあれだが部屋の中は場所とりそうw >>198
おおなるほど!気づかんかったわ
>>200
www 上村「ブログ書きました」
今野「うん」
上村「2ndは選抜ですか?」
今野「・・・」 >>194
10プが森田センターなのと同じくらいには正式 コロナは症状が治まっても後遺症はずっと付いてまわるんだもんな、、 ヲタ「もりちゃんのセンター貫禄あったよ!」
森田「ど、どうも」
ヲタ「もりちゃんのセンターかっこ良かったよ!」
森田「あ、あのぅ」
ヲタ「もりちゃん最高だよ!!」
森田「もりちゃん…」 >>204
もう少しアップのキャプ画をみんな求めてると思います SONGS向こうなの?現在進行系のものならこっちでいい気もすっけど >>177
お店の公式サイトがYouTube違法転載のキャプチャあげてるのワロタ >>209
胸に手を置きこのポーズ、そして手を挙げ
って大塚愛かっ
わーたしさくらんばー、もう一回って >>217
YouTubeご覧ください言うてるしよく見たらシークバーみたいなの見えててワロタ >>195
誰か
この曲ラストアイドルで良くないか?
って秋元康に言っといて 卒業生の視点で語りたい奴はあっち
現役メンの視点で書き込みたい奴はこっち
では
そうすれば卒業生上げして現役メン下げる書き込みも気にならない SONGSは別にこっちでいいんじゃない?
櫻メンがブログで宣伝までしてんだし >>222
サンクス!2枚目の青年の気持ちわかるわ〜
注文する前にお腹いっぱいになったよ 俺はSONGSよりも日曜日の新番組の方が気になってしょうがない。 SONGS全裸待機・・・しようと思ったけど寒すぎて無理w っていうか櫻坂公式サイトに出演情報あるからここでもオケでしょ 櫻といえば櫻の園みたいなレズレズした作品がまず思い浮かぶから
そういう路線の曲中心のグループになって欲しいわ
意外とレズ感を押し出してるグループってないよね? >>233
>櫻といえば櫻の園みたいなレズレズした作品がまず思い浮かぶから
誰もそんなタイトル知らねーよ。 結局、欅話OKなら自然とOGの話も出て来るよね。
>>79
多少関係があっても他に板があるならそっち移動って書いてあるけど?
文章と画像内容が食い違ってるぞ? 握手会始まってくれんかね
どうにかして齋藤冬優花を辞めさせたい 本日10月17日(土)23:00〜
のNHK総合「SONGS」が欅坂46として最後の出演番組となります🌳
皆さま、ぜひご覧ください🍃
https://i.imgur.com/94rCmlZ.jpg 欅坂なんだからどう考えても向こうじゃね
こういのをあやふやにするから板設定変更を運営に却下されるんだよ
おまえら (・o・) <あふぉ。 かよ SONGSはこっちで実況するぞ
欅だから櫻だからとか関係無い
櫻の現役メンバーが出てるからだ
欅であっち行くとか断言してるやつ、ノバフォの映像がもし流れたら急いでこっちに来るのか?w
アスペみたいにゼロか1かでしか考えられないなら勝手にすればいいけどさ しーちゃんが卒業しただけで後は実質欅と何も変わってないし俺はええと思うけどねw
なんならしーちゃんもメッセ送っててある意味活動してるしな 実際あっちはねるちゃんの話や平手の昔話を伸び伸びとしてるのにそれを邪魔しに行く必要はないやろ
画面に映る現役メンやしーちゃんの話をしたい どっちでもいいだろw
自分の好きな方で実況せーや!
ほんま細かいの〜
そんなんじゃ女性からモテないぞ? 最後の欅ちゃん達の姿なのに規制でPCから書き込めないの辛い >>250
モテないからドルオタやってるんでしょーが! 規制すごいよね
俺も一時期欅板数ヶ月何故か規制されてたことある >>251
PCはブラウザの閲覧履歴全消ししたら書けること多くないか? てちねるは永遠とか言ってたけど
正直今はもうどうでもよくてワロタ 謎規制なぁ ここは大丈夫だけど他の趣味の板では1年以上意味分かんない規制されとる OGのファンはあっちで実況すればいいし、現役メンのファンはこっちで実況すればいい
おわり わいもmateもjaneも書き込みできなくてわざわざブラウザから書いてるわ >>260
専ブラの話だった
ブラウザから書き込みはやってなかった
それやってみるわ >>238
それはスレッド全体の話ね。
レスはそもそも移動とかがないのだけど、
スレッドの趣旨に沿ってれば原則問題なしという話。
アイドルグループの櫻坂から連想される話題を適当にふってきましょうってゆるーい括りのスレが本スレなのでしょう。 石原真 @ISHIHARAshin_
最後の曲(本当に欅坂46として最後になる曲)をどうしようかと考えました。
全員が参加できる曲で誰がセンターとかではなく、明るく前向きに新たな道へと送り出してあげたい・・・
メンバー、スタッフと検討してこの曲になりました。歌詞を改めて読んでいただければと思います。
2020年10月17日 20:22
https://twitter.;com/ISHIHARAshin_/status/1317425788602380290 櫻の現役メンバーが出てるからOKなら欅坂の話題も全部OKじゃん
自分がやりたいようにオナニールールを持ち出すなら何の意味もない
欅板が残ったという事がどういう事かを考えれば分かると思うけど
(・o・) <ふぉ。←まあこいつがアホで何も理解してねえ時点でどうしようもねえんだろうな あっちは欅坂にとっても日向坂にとってもダブリュー黒歴史の詩になってしまったのかな… >>263
正直、太陽いまいち好みじゃないけど、メンバーが選んだなら仕方ないな 元々太陽大好き派だったけど、ここまでひどい扱いだと情が湧いてしまったわ
ことあるごとにWK推ししまくって櫻坂か日向坂にWK歌わせたい。 WKはこれからもつっちーとにっじーが歌い継いでいってくれるさ… ここまで残った1期生(しーちゃん含)の集合写真、心にくるわね🥺 太陽は欅では珍しい普遍的で平和な歌詞の曲
これがメンバーの辿り着いた答えだと思うと感慨深い 太陽はそんな思い入れなかったけど
共和国‘17配信のエンディングスライドショーからは新生グループへのメンバーや近いスタッフの想いを映す曲なんだなって見てた 「櫻坂46」ってグーグルで検索してるのに、
1番上に欅坂46の公式が来るのは、何かの嫌がらせか? 櫻坂46(欅坂46) 齋藤冬優花 評価
「尊大で不人気を極める」
齋藤冬優花、平成10年生、櫻坂46(欅坂46)の第一期生。
狷介で剣呑なアイドル。派閥作りする政治家のように限定された仲間と信頼の絆を結び、グループのイデオロギーに関わるデリケートな場所に、ファンの声量を無視して踏み込む、尊大な人物。誰かに求められたわけではないけれど、自身をグループの原料だと自負し、アイドルを演じることに義務的に没頭する姿は、おなじ文芸の世界に身を置く者としてなにがしかの遠景を描かせるが…。この厄介な志しの所持から、齋藤冬優花は、桑原みずきの系譜に連なるアイドルと呼べるだろうか。当然の結実、とでも云うべきか、桑原同様、ファンから好意的に語られる場面は極端に少ない。
たしかに、尊大に映る。彼女のブログをすこし読んだだけでもその一端に触れる。たとえば、ライブ前日、期待と不安から、自分がステージの上に現れる瞬間をファンは心待ちにしているはずだ、と願い、それを言葉にしてブログに記す、とする。齋藤冬優花の場合、トップアイドルグループの一員としての矜持がそうさせるのか、この期待と不安の解消を、「願い」として描写するのではなく、当然の事実のようにファンに向けて語ってしまうのだ。あなたたちは私のファンなのだから、当然、私の登場を心待ちにしているよね、といった解釈につながる「無意識」を書いてしまう。この尊大さを映す「無意識」の露呈が、一部のファンから激しい憎悪を買ってしまう要因なのだろう。
これは、受けいれがたい科白だ。とくに、情報に囲繞される現代アイドルにとっては。しかし、受けいれがたいものとの遭遇とは、時として、想像力の外側からおそわれた証しにもなる。この科白は、やはり、かならず現実のものとなる不吉な予言と扱うべきではないか。
つまり、なにが云いたいのか、というと、齋藤冬優花に向けられる、一部のアイドルファンからの痛烈な声量を完全に看過することはむずかしい、ということだ。
彼女には「不愉快」なるあだ名が付けられているらしい。大前提として、アイドルとは観者に活力を、夢をあたえる存在だ。そのアイドルが「不愉快」と揶揄されてしまう、これは、揶揄を作る人間を糾弾するよりも、まず、アイドル自身の脇の甘さに目を向け、瑕疵を問わなければなるまい。情報にさらされる現代アイドルは、凡庸であればあるほど、日常の演技に、日常の立ち居振る舞いにきわめて意識的にならなければいけない。他者からみえる生活とは、性格によって作られるものだが、性格もまた、生活によって作られることを忘れてはならない。そのような観点に立つと、「不愉快」と揶揄される齋藤冬優花に、アイドルとしての展望を見出すことはきわめて困難におもえる。
総合評価 39点
アイドルの水準に達していない人物
(評価内訳)
ビジュアル 3点
ライブ表現 13点
演劇表現 3点
バラエティ 7点
情動感染 13点
https://neuchi.me/keyakizaka46/saito-fuyuka-critic/ >>264
頭固すぎ
これからの放送の事を言ってるだけ
今後も新規で欅の話題で櫻現メンバーを取り上げる放送、記事があるならこっちでいい
まぁ無いだろうがな
「SONGSの話題がOKなら欅の話題、OGの話題も全部OKだろ」って発言を本気で言ってるなら真性のアスペ >>277
コロナが収まる(海外へ行けるようになる)までどーすんのかねー そういえば日向坂とかもねるちゃんから受け継ぎ歌い継いでいくと宣言した百年待てばを
宣言公演後に一度もライブで披露してないんだよな。
こういう事されると、約束のたまごというより嘘つきは泥棒の始まりって曲を書いてあげたほうが良かったんじゃないの?て思ってしまう。
ホント欅ちゃんも日向ちゃんも発言が軽すぎるのをなんとかしてほしい
状況が代わったならそのことを説明すればよいだけやし。
玲イズムがアイドル界で標準化してくれることを願うわ 欅坂46 長沢菜々香 評価
長沢菜々香、平成9年生、欅坂46の第一期生。
現代における”アイドル”を味わい尽くしており、なおかつ、その”旨味”を噛みしめる姿をファンともっとも近い空間で詩的に物語る技術に長けており、つまりドラマツルギーに基づく”アイドルの身近さ”を作るのに卓越した人物である。
アイドルを演じる少女が、アイドルを演じる日常を通して身に着ける屈託。少女たちに、抱え込んだ不安を露出しろ、と迫る、一般的な揶揄を受け付けないフェーズに突入した不穏なグループ。そのような境遇にあって、アイドルの扉をひらいて以来、常に自ら欲や悲観、心痛を衝動的に提示してきたのが長沢菜々香であり、後天的な性格の誕生に戸惑うアイドルのなかで、おそらく、ただ一人、先天的な性格を描きつづけることを許可された幸運なアイドルと呼べる。暗鬱を材料に構築された長沢のパラノイアは、松村沙友理、渡辺梨加の描く偏執に限りなく近似するが、しかしこの2名のトップアイドルとは決定的に隔たる、可憐で、屈折した強い妄想を投げつける。
長沢菜々香の偏向が普遍的な陽気に映り、ファンを愉快な気分に浸らせ、高い人気を獲得する理由は、あらゆるシーンにおいて自身の「秘密」をファンにみられてしまうからである。偏執狂でありながら多様性のあるアイドルを映し出すのは、抉り出される撹乱の内にアイドルの素顔を不意に、にじみ出すからである。
『りぼん』での漫画連載、仲間との日常風景の漫画化などが象徴するように、現実をフィクション=ウソで覆う行為に長けており、ファンは仕掛けられたフィクションに触れることによって長沢菜々香というアイドルの素顔に導かれて行く。みればみるほど好きになってしまう。彼女は独特な登場人物として、つよい存在感を放っている。
だが、どこか物足りない。
アイドルになってあたらしい世界を経験していく、その過程をしっかりとファンに伝える姿勢は過不足ないが、なにか物足りない。それはおそらく、彼女の描いたこれまでの物語のなかに本音を拾わないからだろう。
素顔と本音はちがう。素顔とは「律」が「指」で「ゼリー」をつつく衝動であり、本音とはその衝動を自覚し、自身の感情を描出することだ。長沢菜々香というアイドルは衝動に支えられたようなアイドルだ。アイドルが慟哭する姿を鑑賞者におもわず想起させる、濃密な物語性をたしかに投げつけるのに、しかし実際に”本物”の慟哭を描いたシーンに遭遇することをけして叶えない、奇妙なアイロニーに彼女はつつまれている。とくに、道半ば倒れる仲間の後ろ姿、つまり”卒業”に対する慟哭を決定的に欠如している。たとえば、卒業を決め、ファンのまえで身体がふるえるのを必死に抑えこみながら別れの言葉を話すアイドル(仲間やライバル)に向けて、静かな怒りと悲しみをぶつける瀧野由美子のような”本物”の慟哭が長沢菜々香にはない。古典的な、健気に観者に活力を与えるアイドルを演じなければならない、この使命感によって、アイドルの新鮮な感情が圧しころされてしまっている。もしそのような姿勢をアイドルのジャンルらしさを満たす英姿と捉えているのならば、それは筐体の仕組みが招く錯覚なのだろう。言い換えれば、欅坂46の現在を克明に映すひとつの鏡になっている。彼女の作る姿勢がもたらす結果とは、”少女たちに、抱え込んだ不安を露出しろ、と迫る、一般的な揶揄を受け付けないフェーズに突入した不穏なグループ”という批評空間への防ぎようのない侵入であり、グループにおいて常に素顔を提示しつづける長沢菜々香も、結局は仲間たちと同じ場所に帰結し、枠にはまってしまうのである。非凡でありながら、覇業に手が届きそうで届かないアイドルを浮き彫りにするのは、このアイデンティティに対する問いが、彼女の物語を貧弱に映し出す所為だろう。
総合評価 52点
問題なくアイドルと呼べる人物
(評価内訳)
ビジュアル 8点
ライブ表現 8点
演劇表現 9点
バラエティ 14点
情動感染 13点 欅坂46 織田奈那 評価
織田奈那、平成10年、欅坂46の第一期生。
確固として抱いた、アイドルのあるべき姿(偶像)と、受動的に作られ堆く積み上げられていく自身のアイドル像との乖離に悩んだ人物である。「女として見てないじゃん」という科白は、理想とのズレと共に、徐々に薄れていく希望に対する葛藤の現れだろう。皮肉にも、そのような姿態と涙が観客に自身の情動を感染させ、アイドルの存在理由を決定づけてしまった。あの一場面は織田奈那がグループアイドルとして成立した瞬間と云えるだろう。『KEYABINGO!』の第一回放送の感想で、ドッキリ企画という喜劇に対し的確で好意的な見解を述べており、明敏な人物と印象にのこっていたが、現在の彼女を改めて眺めてみると、人としても、アイドルとしても、成熟をした稀有な登場人物に映る。読書家を公言しているが、ブッキッシュやペダントリーな立ち居振る舞いは決してみせない。もちろん、スノッブな雰囲気など身にまとってはいない。自己憐憫をみせることはあるが、不平不満はみせない。ブリリアントなアイドルと呼んでも過褒に映らないのではないか。
(織田奈那が深川麻衣と同タイプのアイドルだとは思わないが)深川麻衣は、”自分だけが彼女を特別に理解している”という錯覚に囲繞されたアイドルだが、織田奈那もそれと似た感情に取り囲まれている。不気味な求心力のようなものを授かった人物と描写できるが、本人は、だれにも内面を見せることができずに、月の裏側で座り込んで星空を見上げるような孤独感に包まれた笑い方をする。その孤独感が欅坂46のなかに放り込まれると異邦人のような存在感に変換され、メンバーたちは織田奈那をトランキライザーと扱い、イノセントに心を委ねるのである。この「寂寥」と「葛藤」が、彼女の心に在る”ひずみ”の存在を認識させ、観者を救われない気分にさせるのである。私たちは彼女のことを何一つ知らないのではないか?、と。
秋元康は欅坂46を「いい意味でバラバラ」と表現したが、ほんとうにそうだろうか。このグループに所属するアイドルたちに、後天的に植え付けられたイデオロギーは、他者への依存と融合である。パラサイト。彼女たちは、他者への寄生、自我を付着する行為に頼ることではじめてアイドルを両足で立たせることができる。
「理解というものは、つねに誤解の総体に過ぎない」が、ひとつの「理解」として欅坂46が成立するのは、彼女たちが「誤解」として付着し合い、融合するからである。そして、その宿主として、織田奈那が常に求められ、消費されるのだ。
総合評価 56点
問題なくアイドルと呼べる人物
(評価内訳)
ビジュアル 7点
ライブ表現 13点
演劇表現 10点
バラエティ 13点
情動感染 13点 欅坂46 志田愛佳 評価
志田愛佳、平成10年生、欅坂46の第一期生。
他者の想像力の内側を自由に泳ぐタイプのアイドルであり、どのようなフィクションを与えられても役の演じ分けを強制されない個性がある。それゆえか、凡庸な作り手には扱いきれない逸材感が仇となり、作り手だけではなく、数多くのアイドルファンにその資質、アイドルの本質を見誤らせた。現役時代よりも、卒業後のほうが話題に挙がる機会が多く、倒叙法で書かれた小説のような不気味さを放つのは、転向アイドルに向けた怒りなどではなく、志田愛佳というアイドルの残したアナザーストーリーに対する余韻と云えるだろう。
平手友梨奈に迫るライブ表現力の持ち主でもあり、志田の踊りはきわめて清冽な印象を残している。特筆すべきは、デビューから一貫して提示しつづけた志田愛佳のアイロニーが、彼女の喪失をきっかけに欅坂46のアイデンティティへとすり替わった点だろう。自分とは別の何者かが身勝手に作り上げられていくことに激しい拒絶を示すが、その姿勢によってあたらしい性格が少女たちの内に芽生えてしまう…。21人の少女たちがライブ舞台装置を演劇舞台とすり替え、映像作品で作り上げた仮構の物語とはじめて融和させたのは、ほかでもない、『二人セゾン』の仮構においてニヤリと狂い咲いた志田愛佳である。
剣呑な一面もあり、今日、嘲笑の対象にさえなっている、「アウトロー」という呼称がもっとも相応しいアイドルにも映る。彼女のような近寄りがたい雰囲気をかもし出す第一期生が、第二期生との稚気を作ることなくグループから去ってしまったことは看過の許せない損失を抱かせる。
皮肉の塊のようなアイドルで、凛々しくもあり、猛々しくもある。日常の立ち居振る舞いを裏切るように高貴なルックスを持つが、フラジャイルな横顔を見せる場面も多い。言葉の最良の意味でショートカットの”似合う”アイドルであり、強そうで弱い、どこか憎めない、隠しきれない剣呑を持つが、無防備で親しみのある笑い方をする。自分の話で彼女が豪快に笑うと根拠のない自信を貰える、そんな笑い方をする。
卒業理由をカメラの前で語った際もあくまでも朗らかに笑っていた。しかしどこか翳りがあって含みを持つ。小嶋真子が古典的な笑顔でファンに活力を与えるのに対し、志田はきわめて現代的な笑顔、朗笑と冷笑によってファンに夢をあきらめたことを悔悟させる。アンビバレントなアイドルではなく、鑑賞者にアンビバレントを抱かせるアイドルであり、志田を眺めるファンは、彼女の笑顔から生きる活力をたしかに貰うが、その原動力になっているものが「夢を諦めた」という現実感覚がもたらす安堵である事実を覚る。志田愛佳の物語には、無関心や無感動といったスタイルをカッコイイと捉えてしまう、自分の生きる時代に窒息する若いファンたちと共鳴し、感興を呼び起こすちからが宿っているのだ。それが結果的にアイドルとそのファンが構築する前時代的な構成に卵を投げつけるのだから、驚嘆に値するアイドルと云えるだろう。
もっとも興味深いのは、志田は、情報に囲繞されることでアイドルを演じる少女が孤独な内面を窺わせるといったありきたりな構図に囚われず、情報の囲繞が招く「誤解」を前にしてもなお、自身の悲しみを相手のものにすり替えてしまう点である。
現代でアイドルを演じる少女が否応なく遭遇する誤解とは、おそらくこのようなシーンの降り積もりなのだろう。無理解に包まれ、打ちのめされるアイドルの姿が自己の映し鏡だと自覚できるファンは少ない。志田愛佳の物語にはこのイコンを発見させる展開、皮肉がある、と云ったら大仰かもしれないが、志田は、当たり前の日常や青春を「アイドル」に捧げる、のではなく、「アイドル」そのものを青春と扱う少女たちの象徴となる人物の一人と呼べるかもしれない。
総合評価 76点
アイドルとして豊穣な物語を提供できる人物
(評価内訳)
ビジュアル 16点
ライブ表現 17点
演劇表現 14点
バラエティ 15点
情動感染 14点 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています