ここは人里離れたとある山の中

ボス「力丸、流石にこれは…」
力丸「ボスお前も見てただろ?獣道でのアレを」

そう言われてボスは脳裏に思い浮かべた
大貫をレイプしようとした弟子犬の下半身が一瞬にして吹き飛んだあの時のことを

ボス「零距離から高速もんじゃを放つ”肛砲”…あれで大貫の肛門に隙はなくなった。密着されたら終わる」
力丸「そう肛砲だ。あの技は恐ろしい。そして戦いの中で密着するのを完全に避けるのは不可能」
力丸「…だが、俺の見立てでは肛砲は連発できない。密着の状態からアレを避けることができればそこに勝機がある」
ボス「だからこれか。しかし…」

力丸の勃起した刀からおよそ10cmの距離にボーガンが構えられていた
ボーガンを持つボスの手が震えている

ボス「力丸、流石にこれは頭がおかし過ぎる。もっと別な方法を…」
力丸「ビビッてんじゃねーよ不愉快だわ!やれ!」
ボス「し、知らねえぞおおおおお!!!!」

自暴自棄になったボスが目を瞑りボーガンをぶっぱする
目を開いた時、力丸は元と寸分違わぬ位置に仁王立ちしその刀を突きつけていた
その間12Fくらいか?発射を確認して、避けて、元の位置に戻る。神業であった

ボス「マジかよ…力丸お前ヤバ過ぎるだろ…」
力丸「…いや、肛砲はこんなもんじゃねぇ」

力丸はぶっきらぼうにボーガンを掴みその発射口を刀の先端、鈴口に密着させた
さらに自分の服を破り目隠し代わりにする

力丸「これでいい。さっきは発射の瞬間が予測できた」
ボス「勘弁してくれ…失敗したらやべえよ…」
力丸「これで失敗するようならどうせ肛砲で殺される。やれや!!!!!!!!」

果たして静かな山全体にボーガンの乾いた発射音が響いた
音を受けて、野鳥は飛び立ち獣は逃げ去る

同時刻

大貫「…んっ?」
勝久「どうした大貫?」
大貫「いやなんか…フフッw力丸なら俺の”門”を開いてくれるんじゃないかと思って」
勝久「力丸が?アイツは逃げただろうが。ホラたわ言いってないで修行に戻るぞ」

パン!パン!パン!パン!パン!パン!パン!パン!パン!……