人は器の為に料理を作るか?という長年の疑問がある。

つまり美しい価値のある伝統を持った器があったとして
その中身に見合う料理を作るというのは動機として「美しいのか」?という問いである

その料理は器の為に作られる。
あくまで「器の為に」その料理は作られるのでゲストがその味に喜ぶのは副次的なセカンドエフェクトだ
料理人は客の為でなく器の為に料理を作る。その料理は不純であるか?その料理人は料理人として正しいのか?
という問いなのである

組織も、国も宗教も、この器である。
器の為に人は生きているのである。
魂とは何か?という問いに、器の中にこの魂が入るのだという答えがある。

では尋ねる。魂とは何ぞや?