https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210415/k10012977471000.html
その結果「N501Y」の変異があるウイルスが広がった場合、人と人との接触を30%減らしても、1人が1.1人に広げることになり、感染は拡大するとしています。

一方、接触を50%減らした場合は、1人が広げるのは0.79人で、半分程度まで減らさないと感染拡大を抑えられないとしています。

さらに70%減らした場合は0.47人まで減少し、感染の抑制につながるとしています。

ただ、海外の研究では「N501Y」の変異があるウイルスの場合「実効再生産数」が従来のウイルスの1.9倍だという報告もあります。

この場合、人との接触を50%減らしても感染が拡大する計算になるということです。

賀来特任教授は「大阪のように新規陽性者が急増する前に、東京でも徹底して人の流れを減らしていくことが一層必要だ」と述べました。