任天堂の家庭用ゲーム機「ファミリーコンピュータ」のソフトが入った海賊版ゲーム機をインターネット
で販売したとして、京都府警サイバー犯罪対策課などは7日、著作権法違反(侵害とみなす行為)容疑で、
東京都江東区有明、通販サイト「パチモンTV」経営、松信貴之容疑者(51)を逮捕した。容疑を認め、
「中国から仕入れ、100個くらい売った」と供述しているという。

 逮捕容疑は6月17日、任天堂が著作権を持つファミコンソフト「スーパーマリオブラザーズ」のデータ
が記録された海賊版携帯ゲーム機を、パチモンTVを通じて都内の男性(43)に2999円で販売したと
している。

 同課によると、松信容疑者はゲーム機を「なんちゃってエフシーポケット」と称して販売。ゲーム機本体
と付属品に計600種類のゲームデータが内蔵され、そのうち28種類が任天堂のゲームだった。同課は
パチモンTVの事務所と自宅を捜索し、ゲーム機など約50点を押収した。

http://www.sankei.com/west/news/161107/wst1611070085-n1.html
http://www.sankei.com/images/news/161107/wst1611070085-p1.jpg
松信貴之容疑者が運営するサイトで販売していた海賊版ファミコン「なんちゃってエフシーポケット」