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2017/02/03(金) 12:26:03.83これまでのハードでは、まず⾃社の開発ツールの優先順位を⾼くしてきましたが、Nintendo Switch
では、⾃社ツールと同等に、最初から Unreal や Unity にしっかり対応するなど、多様なサードパーテ
ィーの皆様にとってソフト開発がしやすい開発環境の構築を当初からの⽬標としてきました。その
結果として、例えば数名程度が開発されている⼩さな会社さんにもすでにソフト開発をしていただ
いていますし、『いっしょにチョキッとスニッパーズ』は、当初は数名の⼩さなチームで開発を開始
したソフトです。
昨年からさまざまな開発会社の皆様に『1-2-Switch』などのソフトを使って Nintendo Switch をご
紹介しましたが、その際、⾮常に多くの⽅が新しい遊び⽅に対して興味を抱いていただき、『Skyrim』
を開発された、ベセスダゲームスタジオのトッド・ハワードさんは先⽇の Nintendo Switch プレゼン
テーションで流したビデオメッセージとおりの好意的な反応をすでに⽰しておられました。今後も
私たちからユニークなソフトを開発することで、サードパーティーの皆様には多数の良質なソフト
を Nintendo Switch 向けに開発していただけるものと思っています。
宮本:
ソフトの開発環境について、以前は異なっていた据置型ゲーム機⽤ソフトの開発と携帯型ゲーム
機⽤ソフトの開発を統合し、同じ環境で同じチームがソフトを続けてつくっていくことができるよ
うになり、これは⼤きなメリットになっています。また、ソフトメーカーさんの開発環境において
も、基本的に PC でソフトをつくっておけば、すぐに当社向けにも対応できるようになり、Nintendo
Switch 向けにゲームを移植しようとすると1年以内には移植できるほどの開発環境が整っていま
す。その開発のしやすさは社内開発者も感じており、また、社内のソフト開発者たちは Unreal エン
ジン等の先端技術を習得し、欧⽶に⽐べて遅れがちと⾔われるソフト開発技術⾯でも引けを取らな
い状況になっており、開発者たちは、今、盛り上がって開発に取り組んでいます。
https://www.nintendo.co.jp/ir/pdf/2017/170203.pdf