http://www.gamesindustry.biz/articles/2017-05-15-prey-bounces-back-to-claim-uk-no-1-in-second-week


期待外れな形で始まったベセスダのPreyは
2週目に立ち直り英国週間売上1位に輝いた。


今週の売り上げは初動から32%下落したものの
たいていの大作は概ね75%ほど下落する傾向にあるため
これは、かなり踏みとどまった数字と言える。


同作をめぐる批評はベセスダ側の要請により
先週まで行えなかったのだが
これが強い2週目売上につながったのかもしれない。


しかし、そうした健闘もあるとはいえ
先週の総売上は低いままにとどまっていた。
ただ夏には幾つかの有力作が発売されるため
いくらか状況を改善させる可能性もある。


今週のチャートに話を戻そう。
1位のPreyはベセスダとしてはフォールアウト4以来、初の1位となった。
先週まで2週連続で1位となったマリオカート8DXは
先週から販売本数が60%下落したものの3位につけている。
GTA5は今週も売上を維持し2位だ。


ただ今週はトップ40入りする新作が1作もなかったこともあり
総売上本数は15.2万本にまで減少してしまった。
これは、英国ゲーム市場が年末商戦の盛り上がりを期待しつつも
当面は長く厳しい夏を過ごすことを意味しているだろう。