2017年10月、サムスンはMR対応ヘッドセット「Odyssey」を発表しました。
他のMRヘッドセットは液晶を採用していますが、こちらは有機ELをディスプレイに採用しています。
これは世界最大の有機ELメーカーであるサムスンならでは。
有機ELはOculus RiftやHTC Viveにも採用されており、発色の良さと黒色の深み、応答速度などで液晶に勝っているとされています。

視野の広さを表す水平視野角も110度となっており、瞳孔間距離の調整も可能。
加えてマイクやAKG製の空間音響対応ヘッドホンを内蔵するなど、没入型MRヘッドセットの中でもかなりのスペックを誇ります。
これまで様々なVRヘッドセットを展開してきたサムスンならではのノウハウが詰まっていると考えられます。

「Odyssey」は、2017年11月6日の発売を予定。
10月3日から北米、中国、韓国、ブラジル、香港で予約を開始していますが、日本での発売予定は現状不明。価格はコントローラー込みで499ドル。