0001名無しさん必死だな
2017/10/19(木) 19:13:19.48ID:8Bp6VASn0略
西室氏は東芝では異色の社長だった。かつて東芝の社長になる条件は東大卒、重電出身というものだった。歴代社長のほとんどがこの条件に当てはまった。しかし西室氏は慶応大学経済学部出身で、電子部品の営業畑を歩んできた。
それが社長の椅子を射止めたのは、DVDの規格争いでソニーを破るという大金星を挙げたからだ。
1990年代初頭、ビデオカセットに代わりDVDの時代が到来した。しかし当初はソニー・フィリップ陣営と東芝・松下・日立陣営が規格を巡り真っ二つに割れていた。CDで実績のあるソニーは自信満々だったが、勝利したのは東芝陣営だった。
規格争いの始まる前、米国東芝会長だった西室氏は米映画大手タイム・ワーナーへ出資した。これでハリウッドに知己を得た西室氏は、DVDの規格争いでこのネットワークを最大限活用し、ハリウッドを味方につけることに成功する。これが決め手となって、DVDの規格が決まった。