0001名無しさん必死だな
2017/10/20(金) 13:23:19.24大森 “試練”ですね。いままでの作品のジムとは違い、トレーナーではなくポケモンが主役の謎解きができるという仕組みは、うまくいったと思います。
とは言え、初めての取り組みだったので、ぬしポケモンが仲間を呼んだりして戦う要素も、うまくいくのかは実際に作ってみるまでわかりませんでしたが。
試練の要素は、その構成上、各ポケモンのビジュアルや特徴がしっかりとできあがった状態でないと、実制作に取り掛かれなかったんですよね。
ポケモンのビジュアルは、開発期間の中でもかなり後半に完成したりするので、制作スケジュールの面でもヒヤッとした場面がありました(苦笑)。
とにかく苦労が多かった要素なので、ゲームの発売後にカキの試練がユーザーさんのあいだで盛り上がっていることなどを知ったときには、とてもうれしかったですね。
――確かにあれは、話題になっていましたし、とてもおもしろかったです(笑)。
大森 ジム戦を入れなかったことがユーザーさんにどのように受け取られるのか、正直、不安な部分もありましたが、いい反応が得られたのでよかったです。
岩尾 ちなみに、“ぬしポケモン”が仲間を呼んで戦う要素を入れるかどうかについては、開発中にかなり試行錯誤があったんです。ただ、作り込んでいくうちに、ぬしポケモンと呼ばれて登場するポケモンどうしの連携がうまく取れてきて。
その様子を見て、「これはいけるぞ」と確信を得ました。ぬしポケモンにはバトルの強さや“ボス感”を求めていたので、そのあたりがうまく表現できるのではないかなと。
大森 仲間を呼ぶ要素の仕上がりが見えてきたときにはホッとしましたね。『ポケモン サン・ムーン』の大きな柱として、アローラ地方の豊かな自然の表現にはこだわっていました。
そうした冒険の舞台の彩りという意味でも、数多くのポケモンたちが暮らす土地でポケモンが仲間を呼ぶ、という要素はぜひ取り入れたかったんです。結果的には、世界観とゲームシステムを、うまく合致させられたと思います。
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