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 ハード市場では、PS4が引き続き活発な動きを続けている。15万台を売り上げた先週に比べて実数は落ち込んだが、
今週も推定11.2万台(構成比63.4%)を売り上げ、ハード売り上げのトップに立っている。安定して売れ続けている
Nintendo Switchとともに、両ハードが両輪となってゲーム市場を引っ張っていってもらいたいところだ。

 1月末時点における2017年度のゲーム市場は、数量でハードが45.4%増の625万台、ソフトが2.7%増の2,788万本。
金額ではハードが63.6%増の1,737億円、ソフトが1.4%増の1,463億円。全体では2017年7月以降7カ月連続で
前年同月を上回り、27.8%増の3,200億円と3割近く拡大している。

 ちなみに、金額ベースの機種別構成比を見ると、Nintendo Switchが41.2%、PS4が33.5%、3DSが21.0%となって
おり、前記3機種で9割以上を占めている。

 現時点ではNintendo Switchが主導権を握っているが、『モンスターハンター:ワールド』の登場によってPS4が
2、3月期でどこまで巻き返してくるのか、今の市場構成がどう変化してゆくのか気になるところだ。