――ラボ(1月18日発表)はまったく新しい遊び方が話題です。発表直後は株価も上昇しました。

 段ボールとコントローラーを組み合わせて遊ぶという今までにない商品ですが、組み立てるという行為に楽しみがあります。

 作るという行為は、子どもが作ることもあるかもしれけど、親心としても、昔を思い出して一緒に手伝って組み立ててみようかという楽しみもありますよね。しかも作った後に自分なりに工夫して遊ぶことができる。

 今回は、完成済みの商品でこうやって遊んでくださいというお仕着せではなく、自分が作ったもので自分なりの遊び方をみつけてくださいという商品です。

――スイッチならではの製品。Wiiに対する「Wiiフィット」や「Wiiスポーツ」のような「ならでは製品」ですね。

 WiiフィットやWiiスポーツは、やろうと思えばスイッチでもできますよ。ラボはスイッチだからこそできる製品です。

 コントローラーのいろいろな仕組みを応用するもので、まだまだ最初1つの製品です。これは色々な使い方ができるので、これからもいろいろな提案をしていきます。


――スイッチの新しい遊び方としてバーチャルリアリティ(仮想現実、VR)対応は考えていますか。

 VRは技術として面白いものだと理解していますし、大変興味があります。
だから、これを使って面白いものができれば使いますし、そうでなければ使いません。
まだ面白いものができていないというだけですね。これで気持ちよく心地よく遊べるソフトができるかどうかです。

http://diamond.jp/articles/-/159442?page=3