0001名無しさん必死だな
2018/03/01(木) 15:02:55.75ID:ohSk9BfT0今月は2018年3月期第3四半期決算に見る大手ゲーム会社の動向について触れたい。
まずは,スクウェア・エニックスHDである。2018年3月期第3四半期(累計)は,
前年同期比1%減収の1880億円,同57%営業増益の337億円と減収営業増益だった
減収については,HDタイトルでワールドワイドに展開した「FFXV」と国内展開だけだった「ドラクエ11」の差が出たことと,期待されていたアミューズメント用「電車でGO」が想定を下回ったことが主な要因だ。
カプコンに話を移そう。
2018年3月期第3四半期決算(累計)は,前年同期比11%減収の477億円,営業利益70億円(同+37%)と減収増益となった
販売台数の減少によるアミューズメント機器事業の落ち込みで減収となったが,コンシューマソフト販売本数の増加,モバイル部門におけるライセンス収入の寄与で大幅増益となっている。
同社については,実績を話してもあまり意味がない。先月も取り上げたように,1月26日に発売した「モンスターハンターワールド」が600万本を超える大ヒットとなっている。
以前指摘したように,同社にとって「モンスターハンター」を世界で売れるタイトルに
することは悲願であった。まだ国内比率が高いため,
完全に達成できたとは言い難い部分はあるが,海外の販売も伸びており,
概ね目標は達成できたと考えている。
エース経済研究所では想定していた本数が250万本程度だったので,
予想を大きく上回る進捗となっており,おそらく期末は現時点で700万本以上ターゲット
と言えるだろう。
予想を外した要因は,ゲーム機を持ち寄って遊ぶというプレイスタイルが,
エース経済研究所の想定していた以上に廃れていたという点を見逃していたためと考えている。
この10年で,テザリング機能の登場,スマートフォンの普及によるSNSの拡大など,
オンラインサービスが一般化しており,ゲーム機を持ち寄って遊ぶという
DS,PSP時代の文化は時代遅れとなっていたことに気づくのが遅れたためと考えており,
反省している。
カプコンとしては,最先端のプラットフォームにコンテンツを供給することに強いこだわりがあるため,今回の成功も相まって,AAAは今後もPS4/XboxONE/PCとなるのではないだろうか?