スイッチで出たこのカービィ、微妙である。

このゲーム、今回は絵筆で絵を描いて戦うアーティスト、糸で敵を包めるスパイダー、孫悟空のように如意棒で戦う
スティックが加わり奥行きのあるステージもなくなったのは良く、能力を掛け合わせて武器に炎属性や氷属性などを
付けたりできるようになったのはまあ良いのだが、敵を仲間にできる要素があり仲間の能力を借りないと進めない
ポイントが多いため基本的に常に3人の仲間と一緒に進んで行くのはごちゃごちゃして邪魔くさく、4人で合体して
転がったりスターに乗って進む要素はあるが橋になって上を進むキャラを扉まで導く技は単なる作業で種類も少なく
スーパー能力もないなど、何とも微妙なアクションに仕上がっている。

また、エリア切り替わり時のロードが若干長くいまだにオンライン協力プレイはできず、メタナイトの正体は
相変わらず不明で後半は同じようなボスとまた戦わせられたりラスボス戦がやたら長かったり、ミニゲームは虫に
当たらないように木を切るものとゲージを止めて隕石を打ち返すつまらないものしかないのはいまいち面白味がない。
能力を合成しても使いにくいものだらけだったカービィ64と比べれば大分良くなったが、組み合わせは少なくこれなら
いちいち組み合わせなくても単体で能力を用意すれば良く、見た目的にもしょぼい合体技よりはスーパー能力を
入れるべきだろう。

というわけで、色々といまいちな今作。
スイッチは相変わらずろくなものがなく過去に出た糞ゲーの移植ばかりだが、早く2Dマリオや2Dゼルダの新作を
発表して欲しいものである。