――2017年に発売された「Nintendo Switch」は国内での販売台数が300万台を超えました。アナログのカードゲームから、スマホゲームに移行するまでの間の年齢層に向けてSwitchで展開する、という考えはありますか?

木谷氏: 全く考えていないですね。スマホゲームは、ブランドバリューがなくてもまだ参入できると思うのですが、据え置き型は、やっぱりその会社にブランドバリューがないとだめですね。気持ちとしてはやってみたい部分もありますが、うちでは無理だろうな、というのが率直なところです。

橋本氏: 会社の規模が2倍くらいになってくると、また違った判断になる可能性がありますが、現状では、大人向けであり、コアファン向けが我々の戦略分野かなと思いますね。

木谷氏: 戦略と言ったらかっこいいですが、できる人がいないですね(笑)。うちの場合はライブイベントなどと絡めたメディアミックス型がやっぱり得意ですから、それが有効なコンテンツしかやっちゃだめなんだと思います。
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