0001名無しさん必死だな
2018/03/29(木) 01:26:13.31ID:jnWewAbn0証言4:黄金時代のゲーム開発者にインタビューする時間は“もう限られている”(John Szczepaniak)
──本を出版する際、日本の業界に対して思ったことは?
ちょっと複雑な答えになりますが……。2013年に、このプロジェクトを開始した頃、
日本のゲーム業界は最強でした。ですが、西洋のメディアは「衰えている」というイメージを流行らせていました。
そこで私は、そんな日本のゲーム業界にまとわりつくデマを払拭したいと考えました。
これは、本著第2巻の「Debunking the Downfall Myth」(日本のゲーム業界終了のデマを証明する)という章で詳しく説明していますが、
そこに最高の日本のゲーム(PS3、X360、Wii、ニンテンドーDSとPSP)108本をリストアップしています。
たとえば『戦場のヴァルキュリア』のような名作を生んだ国の業界が劣っているとは、とても言えません。
悲しいことに、日本の開発者は海外メディアの言葉を気にしすぎて、ゲームを西洋のマーケットに合わせようとしています。
その結果、面白くない作品が増えてきたように感じています。
私は、日本人向けに作られたゲームが一番だと思います。西洋のメディアの悪い点は、
ベテランのジャーナリストの代わりに血気盛んな新米がこの業界で増えてきており、業界の問題点より社会の政治的な風潮に気をかけ過ぎているところです。
ひとつの例を挙げると、アメリカ人のジャーナリストのひとりが、
神谷盛治氏のTwitterやほかのSNS上で批判を書き込んでいました。
その理由とは「ヴァニラウェアが作ったゲームのメインキャラに、グラマーな美女がいるから」でした。ありえない話じゃないですか?
ほかにもありえない話があります。某メーカーの上層部の方とお話ししたとき、
「あるハードメーカーが、自社のハードの売り上げがプレイステーション3のそれを上回るようにと、わざと日本のゲーム業界を貶めようとしている」
──そんな陰謀があると彼は言っていました。
彼によると「これはメディアと連携したゲリラマーケティングキャンペーンの結果」だそうです。
いち個人の意見ではあるけれど、彼は間違っていないと思うので、
我々ゲームジャーナリストは、このような証言を追って証拠をかき集め、真実を明かすべきである! と思っています。
http://news.denfaminicogamer.jp/interview/180328