序盤のゲームコンセプトは良かったのに、続編でしくじったタイトル取り上げるスレ
まずは俺から

ゲームタイトル: SIREN

ある日本の農村が突如として無いはずの海に囲まれるという斬新な舞台設定で、
1作目がスマッシュヒットでデビューする
話題となったのがその難易度
攻略のタイミングはシビアな上、
ステージマップは一切用意されていないという徹底した硬派な作りは、賛否両論で話題となった

前作のヒットを受けて、万人受けを狙ったのが失敗の始まり
武器が強くなりすぎたため、シビアに立ち回らなくてもゴリ押しでなんとかなるようになり、
1作目でついたコアなファンが離れた
新規には受けたかというと、ステージに怖くも何ともなくただ邪魔でストレスが溜まるだけの
闇霊という新規要素が追加され爽快感なし
結局、新規にも従来の客にもウケず、
売上本数はよかったもののオワコンの雰囲気が漂うようになる

映画版も制作されるが、これが大すべり
ラストでやらかすストーリーや、レベルの低い俳優の演技に加えて、問題になったのは監督
なぜかトリックの堤幸彦を起用したため(しかも主人公は阿部寛!)、
どことなく全体的にコメディ色が漂って、全く怖くないという評価に
ここでこのシリーズのブランドイメージは地に落ちることになる

PS3になり、日本でオワコンになってしまったので、海外に売ろうとしてSIREN1を登場人物のリメイク版、
SIREN NTを発売するが、これは本当にSIREN1の内容を完全に外人にすげ替えただけの作品
日本の農村なのに登場人物が9割アメリカ人
何でこの企画がうまく行くと思ったのか謎


結局登場人物がアメリカ人なだけの1作目をやりたい既存ユーザーもおらず、
オワコンシリーズをやりたい新規ユーザーも発掘できず、
日本を舞台にしただけのアメリカンなゾンビゲームをやりたい海外のゲーマーもおらず、
日本で6万本、海外ではDL版中心だったこともあって集計不能というさんざんな結果となり、
シリーズは消滅した