EAのバトルフィールドは厄介な問題を抱え込んでしまったのだろうか?
前作のBF1は大きな成功を収めたものの、発売が近づいているBF5は
どうもファンの熱狂をあまり巻き起こしてはいないようである。


これはウォールストリートジャーナルのサラ・ニードルマンが
EAとも提携関係にあるコーウェングループの関係者に聞いた情報で
彼女の取材によるとバトルフィールド5のここまでの予約販売は明らかに弱いらしい。
発売日が重なっているレッドデッドリデンプション2とCOD:BO4に明白な差をつけられており、
このままでは第二のタイタンフォール2になる可能性も浮上しているようだ。


さらにコーウェングループだけがBF5の失敗を予測しているのかというと、そうではない。
パイパー・ジャフレー銀行もまたバトルフィールド5を「陶器の鍋」だと結論付け
今年の年末市場で他のソフトによって粉砕されてしまうだろうと予測していた。


また、その他にバトルフィールドに関する情報としては
同作を開発しているDICE社のパトリック・ソダーランドCEOの退社が挙げられる。
彼は06年からEAの最高級開発ソフトの責任者となり、様々なソフト制作に携わり
BFシリーズを巨大な人気ブランドにした者の1人とみなされている。
そしてEAのアンドリュー・ウィルソンCEOは彼の退社に際し、以下のような声明を発表した。


「パトリック・ソダーランドは本日、我が社から去る決断をした。
 彼は約20年にわたってEAの土台を築き、これからは人生の新たな章へと進むようだ。
 彼の先見性、特に現在の我々の基本戦略となっているフロストバイトエンジンの開発を
 初期の段階から着実に進め、プレイヤー最優先のゲーム開発をパトリックは確実に実現してきた。
 彼は常に我々の創造的な開発の中心にいたのだ」


「さらに多くの驚くべき新作ソフトを一度に大量に生産するための
 パイプラインを構築するにあたってもパトリックは我々の大きな手助けとなった。
 EAが発売するどのソフトにおいても、彼の功績は確認できるだろう」


もちろん、この言葉は単に社交辞令に過ぎないのかもしれない。
今のところバトルフィールド5の売上がどのような結果になるのか分からないが
しかしBF1に比べると、BF5は何かを失っているようにも見えてしまう。
https://wccftech.com/battlefield-v-pre-orders-weak-soderlund/