AAAでもインディーでもなく、じつはAAクラスが大事

――日本だけではありませんが、AAA級かインディーか、という極端な二択になっているところがありますよね。

ジェイそうなんです。ここ2、3年、アメリカでおもしろい作品を作っているのは、中間層のレベルのスタジオなんですよね。
やはりいちばん下、規模の小さいところが元気がなくて、目標もないから難しいし、逆にいちばん上になると制約が多い。真ん中ぐらいがもっともイノベーションを起こしやすいんですよね。
ライアンだから、フロム・ソフトウェアはすごいと思いますよ。日本の中でもうまいところを突いていると思います。
ジェイ日本にもっとフロム・ソフトウェアみたいな仕組みができたらいいと思いますね。時間はかかりますが、KOWLOON NIGHTSはそのための手段のひとつになればいいな、と。
我々は日本につながりが深いこともあって、日本のいいものをもっと世界に伝えたいな、と思っています。
https://s.famitsu.com/news/201809/17162976.html?page=3