そんな会場の一角に任天堂が今回、業界関係者向けの商談スペースを設けた。
一般公開日に先立つ20〜21日の「ビジネスデイ」の期間だけだが、出展は初めてのことだ。
「歴史的な経緯を考えると、大きな一歩だ」(ゲームソフトメーカーの関係者)とされる。

 1996年に始まり、今回で28回目を数えるTGS。
当時、ゲーム機で圧倒的なシェアがあった任天堂から独立する形でソフトメーカーらで立ち上げた経緯があり、
任天堂はこれまで距離をとってきた。05年に岩田聡社長(当時)が基調講演をするなどの歩み寄りはあったが、
出展したことはなかった。

https://www.asahi.com/articles/ASL9N33XFL9NPLFA001.html