https://wccftech.com/olympic-wont-ignore-esports-growth/


スイスのローザンヌで開催された第7回五輪サミットにおいて
eSportsについての興味深い報告がなされた。


eSportsといえば24年開催のパリ五輪で正式種目に
採用されるのではないかという噂があったが
一方でIOCのトーマス・バッハ会長は殺人ゲームを五輪種目ににすることなど
考えられないと否定していた過去がある。


今回の五輪サミットにおいては、この会長の意向が反映された報告が決議され
したがってeSportsが五輪の競技種目として承認される可能性は当面ないように思える。


ただIOCは自分たちの懸念事項についてシミュレーションゲームは当て嵌まらないとする
意見を採用していれば、サッカー、バスケットボール、テニス、アメリカンフットボール等を
扱ったゲームについても競技採用の可能性を示唆している。
さらにeSportsについて「加速した協力」が必要だと報告書では明言されていた。


しかしIOCはスポーツゲームについては、それぞれの協会が行うのを奨励すべきとも謳っている。
これは例えばサッカーゲームのeSports大会を催すのであれば、FIFAが行うべきというものだ。
だが全体として彼らはeSportsを若年層に人気があり、無視すべきものではないとも言及している。
つまり将来的に、あるいは正式種目として採用される可能性もあるのかもしれない。
IOCの報告は以下の通りになっている。