http://www.nariyukigame.com/archives/55128726.html
コメント欄で
新・サクラ大戦どれ位売れそう?
ってのを頂きました。
正直、十数年ぶりにリブートした作品の発表直後、
「何万本売れそう?」なネタはゲーム屋ブログとしては野暮この上ないのですが、
まぁ、ゲームをメーカー様から一番最初に「買う」のはゲーム屋ですからね。
ここはひとつ発注で培った「商品の何処を見ているか?」ってのも踏まえてそっち方面で
切り口を変えるとゲーム屋らしいネタになるかな?、
と思い、あえてネタにさせていただきます。


まずゲームタイトルには
「タイトル」だけで売れる期待値の本数が決まっています。
〜シリーズってやつですね。
だから会社の看板を背負うタイトルになればなるほどメーカー様も中途半端な物は出せません。
もし変な物を出そう物ならそれまで培ってきた「ネームブランド」は簡単に壊れてしまいますからね。
そういったタイトル、皆様も沢山見てきたと思います。
ちなみにサクラ大戦シリーズで言えば

SS サクラ大戦 1996/9/27発売 35万本
SS サクラ大戦2 〜君、死にたもうことなかれ〜 1998/4/4発売  50万本
DC サクラ大戦3 〜巴里は燃えているか〜 2001/3/22発売  30万本
DC サクラ大戦4 〜恋せよ乙女〜 2002/3/21発売 25万本
PS2 サクラ大戦 〜熱き血潮に〜 2003/2/27発売  23万本
PS2 サクラ大戦V さらば愛しき人よ 2005/7/7発売 14万本

と、今の基準で見るとものすごい販売数です・・・・・
が、ハッキリ言ってコレは発注の参考になりません。時代が違いすぎます。
まぁ、あえて参考値にするとすればどれくらいのファンがいたか?
ってところでしょうか?
インターネットの情報社会、こういった「アニメファンを意識した」ゲームは長期販売ではなく
どれだけ予約を取れるか、発売初週でどこまで売るか?の、タイトルだと思っています。
もちろん「ペルソナ5」のよう口コミで売れ続ける可能性もありますが。

第一報で私の中に出来上がったイメージは、RPGではなく龍が如くのアクションアドベンチャー、
売れ方はコレに近くなるかな?とは、思っています。
あくまで現時点の情報量による印象です。


セガ様的には
音楽の田中公平さん、メカデザインの明貴美加さん以外は
キャラデザイン、シナリオを変え新しいユーザーの獲得も目指していると思いますので
あえてリブート(再起動)と銘打ってると思いますので
新規層の獲得も目指していると思います、
ただ、この「新規層の獲得」は従来のファンを捕まえるよりさらに難しいので、
新・サクラ大戦では今まで以上の販促が必要になるかもしれません。

やはり久々に復活したシリーズといえば同じくセガ様の戦場のヴァルキュリアがあるのですが

PS3 戦場のヴァルキュリア 2008/4/24発売 約16万本
PSP 戦場のヴァルキュリア2 2010/1/21発売 約16万本
PSP 戦場のヴァルキュリア3 2011/1/27発売 約15万本
PS4 戦場のヴァルキュリア・リマスター  2016/2/10   約3万本
PS4 蒼き革命のヴァルキュリア  2017/1/19   約6万本
PS4 戦場のヴァルキュリア4   2017/1/19   約7万本
switch版は割愛

こちらを参考にすると
パッケージラインは今の時点では7万〜8万