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 しかし、このように「おっぱい」推しであるがゆえか、今作では大きな異変が起きている。
前述のように本作はふたつのハードで展開されるのだが、Nintendo Switch版はいつもどおりの『オメガラビリンス ライフ』として発売、PS4版は人前で遊べるバージョン『ラビリンス ライフ』として発売されるのだ。

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 具体的な違いは規制である。たとえば美少女たちをタッチすることで能力を開花させる「悶絶★開華」というモードでは、PS4版ではタッチイベントがなく、さらに美少女たちが敏感になったうえで下着が見えるイラストが存在しない。
さらにこのイベントは操作によって獲得できる経験値が異なるのだが、PS4版はタッチイベントが自動でスキップされるため獲得経験値が固定化される。

 また、不確定結晶というアイテムをおっぱいに挟んで鑑定する「おっぱい鑑定」というシステムも、PS4版ではイラストが表示されず、タッチイベントおよび演出もカット。
おっぱいでじゃんけんを行う「おっぱいじゃけん」もPS4版は別の演出に差し替えられるという。

 ゲームタイトルからわかるようにPS4版はオメガ(おっぱい)要素が削られており、その結果『ラビリンス ライフ』となっているのだろう。
それに応じてか価格も異なっており、Nintendo Switch版は7800円(税別)、PS4版は5800円(税別)とおっぱい値引きで差別化が行われている。

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 昨今のPlayStationプラットフォームは性的表現に対する規制が厳しいことが有名になっており、たとえばイラストの場合は光や湯気による修正が他ハードのものより激しくなっているという。
これにより、おっぱいをウリにしている『オメガラビリンス』シリーズもその影響を避けられなかったのかもしれない。
とはいえ、規制を逆手にとって人前で遊べる「実家バージョン」として売り出すポジティブな姿勢には一目置くべきだろうか。