0001名無しさん必死だな
2019/07/14(日) 17:38:16.53ID:jqkDlRucd害虫駆除業者が使う殺虫剤に対するゴキブリの耐性が増しており、
近い将来、ゴキブリを化学薬品だけで抑え込むのは「ほぼ不可能」になるかもしれない、
と研究者らが警告している。
インディアナ州ウェストラファイエットにあるパデュー大学が最近発表したこの研究は、
チャバネゴキブリの一種を対象にしている。
世代を重ねるごとに、人間による個体数抑制の試みに対して耐性を身につけつつあり、
今後ますます駆除が難しくなる恐れがあるという。
ゴキブリは人間の健康に害を与える害虫なので、個体数の抑制は重要だと、科学者たちは指摘する。
この研究を率いたパデュー大学の昆虫学教授マイケル・シャーフは、
「これまで把握されていなかった問題だ」と言う。
「ゴキブリは、複数の殺虫剤に対する耐性を一度に身につけつつあり、
このままだと化学薬品だけで抑え込むのは不可能になる恐れがある」
「たった一世代で、耐性が4倍から6倍に上昇することが確認された。
これほどのスピードでこのような現象がなぜ起きるのか、理由は全く分からない」
シャーフによれば、メスのゴキブリの繁殖サイクルは3カ月で、50匹の子が生まれる。
たとえ少数でも殺虫剤が効かないゴキブリが発生すれば、問題はすぐに拡大する。
最初は殺虫剤でほとんど駆除したと思っても、
耐性を身につけたゴキブリが、数を何倍にも増やして逆襲してくる可能性があるからだ。
対策としては、殺虫剤を使った駆除に、捕獲装置や衛生環境の向上を組み合わせるしかない、
とシャーフは言う。