ニンテンドースイッチライト 「PSVitaの後継機と思った」の声に潜む厳しい現実
https://news.yahoo.co.jp/byline/kawamurameikou/20190715-00134242/

そしてスイッチライトについて関係者に話を聞いたときに、関係者がそろって口にしていたのが
「ご存知の通り、本当に携帯ゲーム機(のソフト)は海外で売れないんです…」という無念の告白でした。
だからスイッチライトが「本当に売れるのか」という疑問を持つわけです。

ここまで説明すると現段階で、任天堂とSIEが新規の携帯ゲーム機を出したがらない理由がハッキリします。
もちろん、日本市場に向けて携帯ゲーム機を出す戦略もあるでしょう。
ですが両社とも世界でビジネスをしている企業なのです。
もちろん小さな市場も大切ですが、そこに有限な開発資源を割くリスク、
株主の反発を買うことなどを考えると難しい話になるわけです。

最後の厳しい現実は、スイッチライトに課せられた高いハードルです。
「スイッチライトが売れるか」と言えば、任天堂の人気ゲームが遊べるわけですし、スイッチより価格が安いため「売れる」と思います。
ですがスイッチライトは爆発的に売れないと、メディアやファンから肯定されることはないでしょう。
スイッチライトの真の“敵”は、大成功したDSなど自社のヒット商品のイメージなのかもしれません。