https://www.playstationlifestyle.net/2019/07/25/former-employees-tell-naughty-dog-crunch-horror-stories/


ゲーム制作における開発地獄の問題点の1つに社員の取り扱われ方というのが挙げられる。
終わらない仕事とそれを問題視できない契約。
これは以前にノーティードッグで働いていた社員が匿名を条件に明かした話で
それによれば契約社員も正社員も同社では極めて過酷な長時間労働をしていたようなのだ。


まず彼らの証言によると長時間の業務は決して義務ではなかったらしい。
が、同調圧力により多くの場合それをせざるを得なかったとの事である。
彼らのうちの1人は、それを次の通りに語っている。


「ノーティードッグの長時間労働というのは白や黒ではなく灰色だと形容した方がいいですね。
 それは正式な形でに要求される物ではありません。しかし非常に強い同調圧力が発生しています。
 とても効果的な手法で彼らはそういう事を実行しますし、
 上司ではなく一緒に仕事をしている開発班からそういった催促がくるわけですからね」


また他の関係者は開発地獄に陥った場合、どの程度の仕事をしなければならないかは分からないとしながらも
残業を繰り返さない状態で作業を終える事などほとんど不可能であると証言。


「一つ真実を言えば、どの程度の時間を作業に費やす必要があるのか彼らは決して説明しないでしょう。
 ただ仕事をしなければならない。それだけです。それも、あまりにも多く不可能だと思えるほどの量をね。
 そして作業を終える事が出来なければ、間違いなくあなたは解雇されてしまうでしょう。
 ですから選択肢はありません」