反論「でき」ないでしょ


リアル書店が苦境に陥る原因として、オンライン書店の台頭を挙げる人は多い。
今年に入り、電子書籍読み放題サービスをスタートし話題となったインターネット通販最大手のAmazon。
その日本法人であるアマゾンジャパン合同会社Kindle事業本部コンテンツ事業部事業本部長の友田雄介氏に話を聞いた。

確かに今は、紙の本よりも電子書籍市場の拡大の勢いは目立ちます。
電子書籍が支持される理由は、注文と同時に読むことができるという即時性と、在庫切れや絶版がないことにあります。

紙の書籍はたとえ何万冊在庫していたとしても、それが売り切れてしまったら次に入荷するまでは在庫切れです。
年に1冊しか売れないような本であれば、重版がかからず、出版社の在庫が売り切れたら絶版になる。
しかし、電子書籍であれば、どのような状況であっても確実に入手できるわけです。