https://www.famitsu.com/matome/shin-sakura/special03.html
というわけで『新サクラ大戦』だが、3章を終えた段階のレビューをお届けしたい。
先に現時点の個人的な感想から述べると、花組隊員が総じてすばらしくかわいく、本作の魅力の源泉はここに集約されていると確信する。

プレイヤーは、帝国華撃団・花組隊長の神山誠十郎として彼女たちと接することになるのだが、個々に異なる個性があり、悩みを聞いたり、他愛のない会話で笑い合ったり、
LIPSの選択肢に悩んだりといったコミュニケーションを重ねていくうちに、どんどん感情移入していく。
てらいなく述べると、好きになっていく。

その理由を探ると、とにかく、ひとつひとつの表情・所作・仕草が豊かかつ細やかで、彼女たちの感情が神山誠十郎……つまりはプレイヤーにまっすぐ向けられていることが伝わってくるのだ。
思わず赤面してしまったり、もしくは真剣に背中を押したくなったり。
とにかく彼女たちとのコミュニケーションは総じて楽しく、プレイのモチベーションに直結する。