ソニー首位、WSJが選ぶ持続可能な経営企業100社 - WSJ
jp.wsj.com/articles/SB11558895924352213554804587035642608735980

2020 年 10 月 15 日 09:55 JST

 ソニーの吉田憲一郎氏は2018年に社長兼最高経営責任者(CEO)に
 就任した際、会社の長期的な持続可能性(サステナビリティー)の確保を自らの任務に掲げた。

 それまで最高財務責任者(CFO)として4年にわたりコスト削減に
 取り組んでいた吉田氏は、エレクトロニクスや娯楽、金融サービス事業を
 手掛ける同社が直面している全ての課題を理解していた。
 2年連続で赤字を計上した後の2014年、上場以来初の無配を発表し、
 会社は地に落ちていたと吉田氏は話す。

 だがソニーは今、ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が選ぶ
 「世界で最も持続可能な経営をする企業100社」の首位に立っている。
 このランキングは、WSJの環境、ソーシャル、ガバナンス(企業統治)調査
 アナリストが5500社以上の上場企業を評価し、作成した。
 ビジネスモデルやイノベーション(技術革新)、社会・製品問題、
 従業員・職場問題、環境など各分野の持続可能性指標を基準にしている。
 持続可能性を幅広い見地で捉え、リーダーシップやガバナンス慣行を基に
 長期的な株主価値の創造能力を採点した。

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