https://www.gamespark.jp/article/2021/02/19/106250.html

この話題が飛び出したのは、2月19日に行われたサイバーコネクトツーのオンライン会社説明会です。参加者からチャットで届いた「鬼滅の刃は流血・欠損表現が非常に多いが、ゲームではどうなるのか?」という質問に対し、タイトル情報に関しては答えられないと前置きしたうえで、同社が手掛けてきた作品を例に欠損表現の規制判断を解説しました。

レーティング機構「CERO」の対象年齢に基づいて開発するのを大前提とし、そこからプラットフォームメーカーの方針によって対応も変わるとのこと。

例えば、PlayStation系をメインに発売されてきた『ナルティメット』シリーズでは、波風ミナトの腕が原作では“ない(欠損している)”ものの、ゲームでは“ある”という表現に変更されました。これは、人間に見えるキャラクターの四肢欠損がCEROではなくSIEより禁止されているため。波風ミナトが穢土転生で蘇った死体だとしても、それが人間に見えるならばアウトだと話します。

一方で直近のタイトル『ドラゴンボールZ KAKAROT』では、ナッパによって天津飯の腕が切断されるシーンを収録しています。これはSIEから許可を受けており、その理由を「ドラゴンボールとナルトの作品が持つ印象の違い」や「時代の変化」と推測されていました。