0001名無しさん必死だな
2021/12/26(日) 14:52:41.04ID:90gauy8o02020年後半、PCではNVIDIAがGeForce RTX 3000系を、そしてAMDはRadeon RX 6000系を発売し、家庭用ゲーム機ではPS5やXbox Series Xが発売された。これらの機器の発売が、ゲーミングモニターに対して新しいスペックを求めるようになってしまった。それは「HDMI 2.1」対応だ。
そう、前出の新世代機器達は、映像(+音声)の出力端子としてのHDMI端子が、これまでのHDMI 2.0対応からHDMI 2.1対応となったのだ。今、ゲームプレイ時に使っているディスプレイに満足しているならば、無理に「今すぐに買い替えろ」とはいわない。しかし「そろそろ買い替えたいな」という購入予備軍に対しては「これから買うならばHDMI 2.1対応のものにしておき!」とは言っておきたい。
HDMI 2.1がもたらす効能(1)〜4K/120Hz対応でハイフレームレート映像が美しく
「HDMI 2.1」で最もホットな機能は最大4K(3840×2160ピクセル)解像度においてリフレッシュレートが120Hzに対応することだろう。リフレッシュレートとは実質的にそのディスプレイ装置が表示できる最大フレームレートを表すので、これは、事実上、HDMI接続時に4K/120fpsの映像表示に対応するということだ。
これまでもゲーミングディスプレイ製品で4K/120Hz表示に対応した製品はあったが、そうした製品では「DisplayPort(1.3以上の)端子での接続時に限って」という条件が付けられていた。そうした製品にもHDMI端子は搭載されていたが、HDMI 2.0対応止まりだったので、HDMI接続では4K解像度においては60Hzまでの対応だった。
その意味では、PCにおいては、2016年前後から4K/120Hz出力対応のDisplayPort1.3に対応したGPU製品が存在したので、4K/120Hz(fps)対応という「機能」自体はそれほど真新しいものではない。
とはいえ、せっかく4K/120Hz表示に対応したHDMIの仕組みが出てきたので、今からゲーミングディスプレイ製品を購入するのであれば、HDMI接続でも4K/120Hz表示対応が行えるようなものを選びたい。今、そんな「気運」が高まっているのである。そうした「気運の高まり」のきっかけとなったのは、他ならぬ、昨年発売されたPS5やXbox Series Xなどの新世代ゲーム機達の存在だ。
そもそも120fps対応は、家庭用ゲーム機ではそうした新世代ゲーム機で初対応となる要素で、これまで60fps対応止まりだった家庭用ゲーム機のゲーム映像のフレームレートが、新世代ゲーム機ではその2倍にまで対応することを意味する。昨今のeSportブームなどもあって120fpsオーバーのハイフレームレートでのゲーミングは既にPCゲームの世界ではなかば常識となっており、結果的にこれが家庭用ゲーム機にも波及した格好となった。
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/topic/special/1368/252/amp.index.html