0001名無しさん必死だな
2021/12/27(月) 18:45:02.43ID:1WjFI9GV0本作は、荒木飛呂彦氏原作による同名漫画や短編小説の実写ドラマ。主人公・岸辺露伴役の高橋一生さんをはじめ、豪華俳優陣が演じる個性豊かなキャラクターたちの掛け合いも話題になった作品だが、このたびの第2弾でも、趣の異なる3つの物語が楽しめるようになっている。そんな注目作の魅力を改めて紹介しよう。
『岸辺露伴は動かない』とは、荒木飛呂彦氏原作の漫画『ジョジョの奇妙な冒険』(以下、『ジョジョ』)から派生したスピンオフ作品。原作の第4部に登場したキャラクター・岸辺露伴が、未知なる怪異や謎に遭遇するストーリーを描いた短編集となっている。
ちなみに主人公の露伴は、稀代の天才漫画家で、相手を“本”にしてその生い立ちや秘密を知ることができる特殊能力“ヘブンズ・ドアー”の持ち主。
「漫画は自分の見たことや体験したことを描いてこそおもしろくなる」というポリシーがあり、作品を読んでもらうためや、少しでもレベルを上げるためなら、一切手段を選ばないという強い信念(あるいはエゴイズム)も持つ、何ともエキセントリックなキャラクターだ。
作品内では、リアリティを追求するために蜘蛛を舐めて味を確かめたり、漫画取材のために山を買い取って破産するなど、さまざまな無茶をやらかしていて、自らトラブルに首を突っ込むことも多々あり。そんな露伴が、いかにして奇妙な出来事を解決するのか……という点こそ、本作最大の見どころとなっている。
このたびのドラマ版第2弾では、『岸辺露伴は動かない』収録の短編作品に加え、『ジョジョ』第4部のエピソードを原案としたオリジナルストーリーも放送される。
会員制スポーツジムで知り合ったモデルの青年・橋本陽馬から、露伴が“ランニング勝負”を持ちかけられる『ザ・ラン』(12月27日放送/コミックス『岸辺露伴は動かない』第2巻収録)。
靴を脱ぐときも、椅子に座るときも、紅茶を飲むときも、決して背中を見せようとしない男・乙雅三に好奇心をかき立てられる『背中の正面』(12月28日放送/『ジョジョの奇妙な冒険』本編を原作とするオリジナルストーリー)
妖怪伝説を取材するために訪れた山林の村で出会う、大郷楠宝子という女性。彼女の記憶から、その地域にまつわる驚愕の真実が明らかになる『六壁坂』(12月29日放送/コミックス『岸辺露伴は動かない』第1巻収録)。
ドラマ版第1弾に続き、今回も脚本はアニメ『ジョジョ』シリーズを手掛けた小林靖子氏が担当。3本とも楽しみだが、その中でもとくに『背中の正面』は、“『ジョジョ』本編のエピソードをどのようにアレンジして見せるのか?”という点でも、非常に出来栄えが気になる1作だ。
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