YouTubeに46万人の登録者を擁するビデオゲーム音楽チャンネル、GilvaSunnerが、任天堂から著作権侵害の通知を受け取ったことを報告した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/c962b6626a7247d7da9fdc43f61c18d62003c423


同チャンネルは、『スーパーマリオ』シリーズや『ゼルダの伝説』シリーズなど、数々のゲームのサウンドトラックをアップしていたが、今回の指摘により、1300曲以上を削除したという。Twitterにて、削除対象となったタイトルのリストが公開されている。

以前にも同様の事態が発生した際、同氏は「私に対するさまざまな憶測が立っているのを目にするが、私は動画を収益化していないし、利益も得ていない。ただそれがコンテンツのアップロードを正当化するものではないことは改めて明確にしておきたい」、「任天堂が行ったことに腹を立てたり驚いたりはしていないが、代替手段がほとんどないのは少し残念だ」とTwitterに投稿している。

これを受けたTwitterユーザーからも、「任天堂は、自身でYouTubeチャンネルを作成したり、サブスクリプションサービスで曲を公開したりすることで収益化ができるはず。なぜそうしないのかわからない」、「任天堂の素晴らしい楽曲を聞ける手段がなにもないのが残念」といった声が上がった。

著作権侵害には厳しい対応をとることで有名な同社だが、合法的に楽曲を楽しめる方法を提供していないことが、違法アップロードコンテンツが生まれる要因の1つとなっているのかもしれない。