任天堂=HERMES(エルメス)
SIE=LVMH(モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン)
MS=ケリンググループ

【エルメス】
馬具の製造工房を出自に持つ職人気質な企業。
企業買収ではブランドIPではなく生産技術の確保を目的とした小規模買収が主。LVMHから敵対的買収を仕掛けられた過去があり、その際は徹底交戦の上退けている。
名だたるハイブランドの中でも頭ひとつ抜けており、もはや独自路線と言われることも。

【LVMH】
ルイヴィトンを筆頭にディオール、フェンディ等のハイブランドを傘下に納める複合企業体。
不動産業界出身の投資家ベルナール・アルノーが起こした度重なる買収劇の末、業界最大のコングロマリットと化した。
一方で、ブランド旧来の顧客からは、製品の無個性・画一化に対する批判の声も聞こえる。また、トップのアルノーは買収方法のやり口や経営姿勢から「カシミヤを着た狼」「ターミネーター」など喜ばしくない異名を持つことで有名。

【ケリング】
ブランドの元祖、グッチが母体となった企業体。傘下のブランドはサンローラン、バレンシアガなど。現在に至るまでに数々の御家騒動があり、結果として現在は創業一族の手から独立した運営がされている。
上記の御家騒動を題材にしたレディー・ガガ主演『ハウス・オブ・グッチ』が昨年上映。面白いから観ろ。


余談だが、ヴィトンとエルメス、ブランドの王様はどっちかという議論がたまにあるけど、アイコンバッグの市場価格が全てを物語ってるよね(興味のある人はググってみてね)