0001名無しさん必死だな
2022/03/06(日) 20:48:53.87ID:GSBfMJYu0夫婦二人暮らしの女性(66)は、キャラクターを自分好みに育成し、仮想空間でデートする恋愛シミュレーションゲームに夢中だ。
「ドラマチックな展開にときめいて、つい熱くなっちゃう。キャラクターの衣装やデートのお店で使うコインが必要なので、月に1万〜2万円は課金してます。ゲームを通じて知り合った人と深夜までチャットで交流すると、さすがに疲れて家事ができない。主人には散々叱られてるけど、逆に憂さ晴らしで、もっとゲームをしたくなるんです」
半年前に夫(68)がオンラインゲームを始めたという女性(69)は、「月に5万円も課金しているんです」と嘆息する。
「VR(バーチャルリアリティー)ゴーグルを装着して、アダルトゲームをやってます。映像が立体的に、本物みたいに見えるようで、“すごい美人を相手にできる”と興奮してる。何度もやめるよう言ったけど、“外で浮気してるわけじゃない”、“性欲は男のバロメーターだ”と開き直られて。年金生活なのに課金が家計を圧迫するし、この歳になってこんな低俗な悩みを抱えるとは思いませんでした」
こうした高齢者に懸念されるのが「スマホ認知症」だ。物忘れ外来を設置し、多くの高齢患者を診察するおくむらメモリークリニックの奥村歩院長は、「スマホの使い過ぎで『脳過労』を起こす人が増えている」と警鐘を鳴らす。
「スマホから入ってくる情報は一方通行で刺激が強い。ネットサーフィンやオンラインゲームで一日中刺激にさらされるのは、いわば一日中甘いケーキやアルコール飲料を摂取しているようなもの。大量の飲食が健康を害すように、過度な情報の取り込みによって脳が疲れる。脳内の情報がうまく整理できず、認知機能に影響が出るのです」
もとより高齢者は加齢による脳の老化が避けられない。それに加えて脳過労が蓄積すれば、ますますダメージが大きくなる。
「脳過労が自律神経の働きを低下させると、心身のコントロールができなくなります。やる気が出ず、何をするのも面倒になったり、めまいや肩こり、睡眠障害なども起きやすい。これまで穏やかだった人が急に怒りっぽくなる、物忘れがひどくなるなど、本当の認知症と見分けがつかない場合もあります」
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