半導体不足が緩和してきたことで供給体制への不安和らぐ
今期の出荷計画は2100万台程度となる可能性が高い、と関係者
任天堂が家庭用ゲーム機「スイッチ」について、来期(2024年3月期)も強い需要が続くことに自信を強めている。
複数の関係者によると、同社はサプライヤーや組み立てパートナーに対して、来期は前の期比で増産する計画を伝えた。

  スイッチは半導体不足の影響で過去2年以上にわたって供給不足に陥っていたが、同社は足元で増産への自信を深めているもようで、強い需要が少なくともあと1年は続くと確信しているという。同社は来期の生産目標について具体的な数字をまだ伝えておらず、需要が期待するほどでなければ下方修正されることもあり得る。