リメイク作となる『METAL GEAR SOLID Δ: SNAKE EATER』と、PS2版『METAL GEAR SOLID 3: SNAKE EATER』を比較する動画がIGN USより公開された。リメイク版ではジャングルの自然環境やワニなどの描写がより美しくなっている様子が確認できる。

『METAL GEAR SOLID Δ: SNAKE EATER』は「ストーリーやキャラクター、ゲームデザインを忠実に再現するリメイク作品」とされている。もちろん、最新のグラフィックや立体的なサウンド表現なども加わっているようだ。ゲームの発表時にトレーラーが公開されていたが、これはインゲーム映像ではないことがわかっている。

IGN USの比較映像では、リメイク版における公式のスクリーンショット4枚とPS2版を比較している。IGN USはスクリーンショットと同じ場面をPS2版のゲーム内で探しだしたようだ。一目見てわかるが、リメイク版では草木の表現と光の表現などがリアルになっている。なお、比較動画でも使われているリメイク版のスクリーンショットについてはインゲームのものであることがわかっている(メーカーの回答より)。

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PS2版では「カモフラージュ率」というシステムがあった。これは草のなかに隠れる、木に張りつくなどすると、カモフラージュ率が上がって敵兵から見つかりにくくなるといシステムだ。オリジナル版では、その場にあわせた迷彩服に着替え、フェイスペイントを塗る必要があった。かなり草木がリアルになっているが、リメイク版でもこの草のなかに隠れれば敵兵から見つかりにくくなるのだろうか。

ここまでリアルになってしまうと、どう見ても隠れるための草があるなど、ゲーム的な表現に違和感が出てしまうといったことはありそうだ。リメイク版のゲーム内容はまだわからないところが多く、ゲームシステムがPS2版とまったく同じになるわけではないかもしれない。グラフィック表現の進化によって、ゲームシステムやプレイの感触がリメイク版では異なる可能性はありそうだ。

https://jp.ign.com/metal-gear-solid-delta-snake-eater/68115/news/metal-gear-solid-3ps2ign-us