「Getting Over It」の作者らが贈るおそらく高難度のウォーキングシム「Baby Steps」,2024年にリリース。ニートの中年男を操り山を登ろう

パブリッシャのDevolver Digitalは,本日(2023年6月9日)配信したショーケースイベント「Devolver Direct」で,新作「Baby Steps」を発表し,トレイラーを公開した。リリースは2024年で,対応プラットフォームはPCのほかPlayStation 5を予定している。

ゲームの詳細については不明のところも多いが,主人公は家族と同居する中年ニートのNateで,家にいたら突然,見知らぬところにテレポートしてしまったため,仕方なく歩き出すという設定のようだ。歩くことに目覚めたNateが,周囲を散策し,景色を楽しみ,さまざまなオブジェクトとインタラクトするという,いわゆるウォーキングシミュレータだが,Nateはすぐにつまずいたり転んだりしてしまう。おそらく,コントロールが非常に難しいのだろう。

Foddy氏はまた,ランナーの太ももやふくらはぎをキーボードで操作して100m走に挑む「QWOP」を2008年に公開して大評判を獲得した開発者でもある。人の手をモチーフにしたHFM Gamesの「Hand Simulator」など,高難度操作を楽しむゲームはその後,いくつか登場しており,「Baby Steps」も,その系譜に連なる作品だろう。
 さらに本作は物理演算系のゲームでもあり,公開されたトレイラーでは,山道で足を滑らせたNateが下までズルズル滑り落ちていく様子などが確認できる。

https://www.4gamer.net/games/714/G071420/20230609044/