250tグラストラッカーで先頭で信号待ちをしていたら、休日だったので、後ろから、大型バイクツーリング集団がやってきました。
道を譲りたかったですが、交差点だし、その場で譲るのも難しいので、とりあえず、僕が先頭のまま発進することにしました。

ペースが分からないから、本当は嫌でした。
速すぎても、「何、アイツ、意識してんの?」ってなるし、
遅すぎたら、「邪魔だな、どいてくれないかなー。」と思われてしまいます。

ですから、僕は、「全然意識してませんよ?」という意味で、素知らぬふりして平然を装い、手首の動きなどを最小限に抑え、かつ、「最大限邪魔をしない速度」、すなわち、「全力」で加速しました。

ミラーを見る余裕もありません。言葉の通り、歯を食いしばり、全力で加速しました。
流石に、こんな、キ○ガイレベルの発進についてくるはずはないだろう。邪魔をしないで済んだかな。
と思い、ミラーを見ると、なんと集団の先頭からケツまで、全員がピタリと僕と同じペースでくっついていました。

やってしまいました。一番恥ずかしいパターンです。「全力」だったのに、「邪魔だった」という。