スポーツバイクの場合、時速100キロ以上でも十分な制動力が得られるように、前後共に大口径のディスクブレーキが搭載されている
フロントはスペース的な制約もないので、スーパースポーツの場合、例外なくダブルディスクになっている
このようなバイクでは、走行中急ブレーキをかけると一瞬で前輪がロックして、文字通りリアが浮き上がり前転するレベルの制動力がある
原付の場合スポーツバイクに比べ、低速で走行して十分な制動距離が得られる程度の制動力のブレーキしかついていない
だから思いっきり握っても、ロックすることなどない
逆に原付に制動力の高すぎるブレーキを付ける方が危険
しかもコストもかかるだけで、何のメリットもない

NMAXも前後ワンポットのディスク径も小さい安物のコストダウンブレーキしかついていない
そもそもNMAXについているようなディスクブレーキでは制動力がないので、ABSなど必要がない
同じ125tでもCB125RやGSX-125Rについているようなそれの半分の制動力もないと思った方が良い