カブってのはあくまでもアンダーボーン+横型エンジンで重心を下げて誰でも乗れるように設計されたモペッドであって。
SRは明らかにオートバイとして作られてる。当たり前だけどさ。

オートバイとしての曲がらせ方をすると、カブは膝で押すこともニーグリップも出来ないので基本的には穏やかな操作に
帰結する。バンク角も無いのでちょっと倒すだけですぐステップを擦る。

SR、というかまぁ普通のオートバイは積極的なコントロールをするものであって、その中で特にSRは特徴的かもしれない。
オフ車や250シングルは高い重心でヒラヒラだけど、曲がり始めのきっかけが全く要らない。(←ここ相互理解のために大事なところ
SR(SRXも)は曲がる際にきっかけとして膝の入力を求められるバイクで、それ以降は面白いほどパタンと倒れていく。

なんと表現したらいいのか分からないが、一度それを掴んでしまったらバンクできるぶんカブよりもヒラヒラな部分がある。
ここを掴めずにSRを手放す人がいたら勿体無いことです。