俺が人生で二回、喉から心臓が出そうになった時。
1回目:路地から一輪車に乗った小1くらいの女子が、真っ直ぐ全速力でこっちを一切気にせず飛び出し渡りきった時。
2回目:路地から幼稚園くらいの幼女が、全速力で飛び出して目の前を駆け抜けた時。
両方ともブレーキどころではなく「あっ」て思う前に交差した感じ。
双方のタイミング合わず事故が起きなかった、本当に運だけ。
こっちは30キロ程度だったと思うが、幼い子供だから死んだと思う。
あれは誰も避けられない。
一輪車は自爆テロみたいなモンだった。
幼女の時は交差してからフルブレーキで止まったけど、振り向いたら父親が後から出てきた。
男親はダメだなあと思ったけど、事故にならなくてよかった。
俺は任意に入ってたけど、保険はマジで必要だと改めて思い知った。

それとは真逆でゾッとした話。
夜間、とある路地を自転車で走ってた時、通りから路地へノーブレーキのベンツが曲がって来た時。
俺はたまたま路地の端を走っていたのだが、真ん中だったらクリーンヒットで死んでた。
夜中なので多分ひき逃げされて無駄死にだったと思う。
それ以降、その路地は走らないし、他の路地もあんまり走らない。
急がば回れだと割り切って、ある程度大きい道を選んで走っている。