【HONDA】モンキー125(JB02) 35匹目
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今回の「セッティング4.5+α」によって、
パワー的には「ほぼほぼ取り戻せた」感じです。
しかし、それだけ「重いタイヤによるパワーダウン」を
更なるパワーアップで補っているわけなので、
当然、燃料消費は増えます。
重いタイヤによる燃費悪化+更なるパワーアップによる燃費悪化という
二重苦でもあるのです。 今日走っていても、
走行距離の割に燃料計の減りが早いです。
燃費は相当に悪そうです。
が、この軽やかな走りは捨てがたいので、
セッティングを戻す気はしませんね。
あとは「粘度の高いオイル」を止めてみて、
どれだけ改善するか?に期待です。 夏場ならば、粘度の高いオイルでも
熱で適度な粘度になってくれるかと思いますが、
寒くなってくると硬さの悪影響がモロに出て来やすいと思うので
オイルの影響で燃費が悪化している可能性も十分に考えられるのです。
まあ、エコカーなどもそうですが、小排気量車は基本、
粘度の低いオイルを入れるものですが、
モンキーのような空冷エンジンは、
ピストンとシリンダーの隙間が多く取られているので、
粘度の低いオイルだと隙間が埋まらない可能性もあるのです。 空冷エンジンは熱膨張することを踏まえて、
クリアランスが多めに取られているので
粘度の低いオイルだと「その隙間にオイルが留まらず」
流れてしまう可能性があるわけです。
それは結果的に「パワーダウン」を招くことになるので
粘度が低いことも問題なのです。 モンキーのオイル選びが難しいのは、
空冷エンジン+小排気量という「二重苦」だからです。
空冷エンジンであることを考えると「粘度高め」であることはプラスに働く反面、
それだけピストンの動きを悪化させることになるので
小排気量車にとっては、無視できないパワーダウンになります。
当然、燃費悪化にも繋がって来ます。
その一方で、空冷エンジンが故の多めのクリアランスを
埋めるというプラス効果もあるという難しいところなのです。 要するに「利点と欠点が同居」しているのです。
これが水冷エンジンならば、
最初からピストン周りに無駄なクリアランスが無いので
粘度の高いオイルを使う必要がありません。
ピストンの動きの足を引っ張らないように、
粘度低めを選べば良いのですが、
空冷エンジンはそこが難しいのです。 空冷エンジン+小排気量車にとっては、
粘度低めも、粘度高めも、どちらも一長一短あるので
どちらが良いとは一概に言えないのです。
それを踏まえて、今のオイルは良いバランス加減だったのですが、
あくまで「暖かい時期」に使って来た上での話で、
しかも重いタイヤに替えたことによるロスも踏まえると、
もう少し「ピストンが軽やかに動く」方が相性良い可能性も出て来たのです。 車でもよく「バネ下重量」の重要性が出て来ますが、
モンキーのようなパワーのない小排気量車だと、
バネ下重量の増大は「より大きく」出て来ます。
タイヤだけを持った段階で「クソ重い!」と思ったほどで、
やはり取り付けて走っても、相当にパワーを食われ、
登り坂でも露骨に登らなくなりました。
なのでタイヤだけでも相当に燃費が悪化していると思います。 しかし。そんな悪条件でありながらも、
以前と同じぐらい走るようになった…と言うことは
それだけ「セッティング4.5+α」が効果を発揮していると言うことなのです。
ま、逆に言うと、そのパワーアップ分、
燃費には更に厳しくなったと言うわけです。 燃費が悪い…と言っても、今までの俺が異常に低燃費なだけで、
俺にとっての「悪い」状態ですらも、一般的なモンキーユーザーから見たら、
まだまだ良い状態なんだよね。
そう考えると、あまり高望みしても良くないね。
最初は60km/L走れば合格と言っていたのだから、
燃費の悪い今(平均63km/Lぐらい)ですらも
十分合格ラインに乗っているのだ。 バイクの状態を含めて夏場は「平均燃費70km/L」という
ずば抜けて良い状態だったので、平均63km/Lになれば
相当に落ちたような印象を受けるが、
寒かった頃の燃費と比べて見ると別に落ちてはいないんだよな〜。
具体的な数字を出すと、
これは俺がモンキーを買ってからの4回分の燃費である。
1回:46.3km/L
2回:59.0km/L
3回:61.7km/L
4回:53.9km/L 俺は寒い時期にモンキーを買ったので
初期の頃の燃費は寒い時期の燃費であると同時に、
ノーマルに近い状態だったので
元来のモンキーの燃費であるとも言えるのである。
それが次第に季節が変わって気温が上昇していくのと、
パワーアップ!&燃費アップ!への効率化を進めるに従い、
燃費もどんどんアップして行った。
そして夏期には平均70km/Lに達していたのである。 まじで今のタイヤはクソ重いので、
そのクソ重いタイヤを回しながら60km/Lを超えているんだから
まあ良しとしなきゃな〜。
しかもパワーだってノーマルとは違うわけで、
おまけに俺はかなりぶん回して乗るタイプなので
今までの燃費が異常だったのである。 タイヤ交換して気づいたんだが、
確かに今のタイヤは相当に重くなった。
だが、それは、ある現実も深く関係しているのだ。
そのある現実とは? それは「前のタイヤは消耗してたか余計に軽くなっていた」のである!
消耗したタイヤから、消耗が全くない新品のタイヤに替えれば、
それだけでも「相当に重量アップ」することになる。 リアタイヤはあと少しでスリップラインが出るまですり減っていた。
結構な厚みのブロックが全周に渡り摩耗して無くなっているのだから
相当な軽量化になっていただろう。
前輪は50%ぐらいの消耗レベルだったが、
そんな状態から肉厚100%の新品タイヤ×2本になったのだから
それだけで相当な重量アップである。 しかし、問題はそれだけではない。
新品同士を比較しても、今のタイヤは重いのである!
つまり、タイヤ交換をして「2段階」重くなったのである!
・タイヤの銘柄が変わったことによる重量アップ!
・摩耗タイヤ→新品タイヤによる重要アップ! 2段階、重くなっていると、
これはもう体感的にも相当に走りが重く感じる。
その後の試行錯誤で、
その重量アップによるパワーダウンを
ほぼほぼ埋めたのだから凄い!
だが、流石に燃費までは埋まらない。
如実に悪化してしまったというわけだ。 燃費悪化&パワー悪化は軽視できない問題だが、
その一方でハンドリング性能/コーナーリング性能は劇的にアップしており、
非常に走りやすくなった(安心感がまるで違う)のだ!
この恩恵はかなり大きいので、
燃費悪化&パワー悪化も致し方ないな…と納得できている。
タイヤ交換して乗り始めの頃は、モロにパワーダウンを感じて、
このタイヤは失敗だった…、早く交換しようと思い
別のタイヤセットを買ったのだが、冷静になって乗ってみると、
ハンドリング性能/コーナーリング性能は劇的にアップしており
これは重さからくる恩恵では?との思い、交換するのをやめたのである。 グリップ力アップだけならば、
純正以外のどんなタイヤでも得られるだろう。
しかし、この直進性の良さや
曲りやすさ、ハンドリングのしやすさは、
重いタイヤが回っていることで生み出される「慣性&ジャイロ効果」に
よるものではないか?と思うのだ。
そう考えると、この重さを改善すると言うことは
同時に、それらの利点も失うことになり兼ねない…。 そう気づいたので、
交換してしまうのは惜しい気がして
このまま乗ることに決めたのである。
その一方で、パワーダウンを何とか補おうと、
また試行錯誤を始めたというわけである。
そしてこの度「セッティング4.5+α」がかなり成果を出し、
このぐらいパワーが戻れば、今のタイヤのままでもいいと
思えるレベルにまで向上したのである。
まあ、燃費悪化は仕方ないね。 そして、ここも重要なポイントだが、
タイヤは乗れば乗るほど消耗して行くので、
今よりもパワーロスがどんどん減って行くので、
未来は明るいのである。
もう1つの期待としては
そのうち、同じ銘柄で粘度を下げたオイルに交換するので、
うまく行けば走りも若干軽くなり、燃費も少しは良くなると思う。 今使っているオイル(前々回にも使っていた)は
あらゆる面で相当に満足度が高いので、
もう自分の中ではオイルはこの銘柄で決まった。
これ以上のオイルは望めそうにないので
もう他のオイルを試すのは止めたんだが、
同じ銘柄の中では探求してもいいな…と思って
今よりも粘度の低いタイプを既に買ってある。 前回このオイルを使っていた時には、
雨に降られたり洗車したりで、エンジン内部に水が入ったようで
急速に劣化してしまったので時期を待たずして交換した。
そのために耐久性がどの程度なのかが分かっていなかったので、
今回は早くには交換せずに、3000kmまでは走って見ようと思う。 本日テストコースにてチャレンジした3速=102km/hは
ノーマルよりも重いタイヤであることのハンデを考えれば
まあ十分な結果だと言えるでしょうね。
https://i.imgur.com/zct1rli.jpg
9200rpmでリミッターが作動してしまうので
どのみち限界付近です。 逆に見ると、
グロムのように70扁平のタイヤ(当然軽い)にすれば
それだけ有利な結果も出るというわけです。
ま、「小径タイヤを更に小径にする」なんて行為は
ダサさの極みなので、俺はしませんけど。 モンキーがちょっとカッコ悪いのは、
タイヤが小径すぎる…という原因もあるので
バランスを考えたら13インチにして欲しい所です。
しかし、それだけ重量もアップすることになるので
今の125ccのままでは厳しい…。
なので、13インチ化と同時に155cc化した
ビッグモンキーを出して欲しいと思います。 ところで皆さんは
バイク乗ってる時に音楽は聴かないですか?
俺は必ず聴いてます。
マフラー交換して爆音で走っている人たちは
音楽聴かないだろうね。
音楽聴くのと聴かないとでは
走っている時の楽しさが全然違いますよ? なので、今よりもマフラー音を大きくしたい…なんて願望は1ミリも湧きません。
ノーマルとほぼ同じ音量の社外製マフラーならば
交換する余地も少しはあるのですが、
実際それは望めないのでマフラー交換は全く考えません。 どこか、静かでパワーアップするマフラー出してくれないかな〜。
ノーマルと同じでエンジンの下で
とぐろを巻いてる方がいいです。
更に言うとノーマルと同じ形状でステンレスなら尚よし。 >>214
バイクで音楽は聴きません
イヤホンは違法になるしスピーカー付けて聴くのも恥ずかしいので >>218
>イヤホンは違法になるし
無知ですね。
違法なのは自転車だけです。 自転車はバックミラーも義務付けられていません。
その為に「音を頼りに走っている人たち」が大勢います。
俺にはとても怖くてできませんが、
それが現実なのです。
なので、そんな連中がイヤホンで音楽を聴いて走っていたら
非常に危険です。だから違法なのです。 逆に言うと、
バイクで「耳を頼りに運転している人」は居ないでしょ?w
なので音楽を聴いていることは、事実上、
運転の支障にはなりません。
その為に違法にもなっていません。 線路の遮断機の音が〜〜なんて
下らない難癖をつける人もいるかも知れませんが、
遮断機には警告ランプも点いていますし、
音楽を聴いていても遮断機の音はちゃんと聞こえます。
なので、音楽を聴いていることで、
何か安全上問題が起きることは全く無いです。
耳を頼りにして運転するような乗り物じゃないですしね。 走りながらラジオを聴くのは
電波が途切れて実用的ではないですが、
今はスマホ(radiko)で安定的にラジオを聴くこともできるし、
ポッドキャストを聴くことも出来ます。
なので、走りながら「単にエンジン音/マフラー音」を
聴いてるだけじゃ勿体ないですよ。 で、走りながら、音楽/ラジオ/ポッドキャストを聴くようになれば、
騒音マフラーに変えることが、いかに愚かな改造であるかを
悟ることにもなるでしょうね。
マフラー交換したって、他人の迷惑になるだけですし、
早くバカな行為を改めた方がいいですよ〜。
走りながら音楽を聴くことが、そのキカッケになると思うので
お前らも音楽聴いて走って見なさい。楽しいよ! 警察に電話して聞いてみた。バイクの運転中にイヤホンで音楽聞くのは違反になる!?
http://www.mondo01.com/article/442993998.html
結果:違法ではないとの認識 バイクで音楽聴きながら走っていたから事故になった…なんて話、
聞いたこともないですよね〜。
バイクで音楽聴きながら走るよりも、
騒音マフラーで走る方がよっぽど迷惑行為です。 モンキー125はコスパの悪いファンバイクみたいに言われてるけど
本当にファンの事を思って作るとすれば、むしろ愛情込めてコストパフォーマンスの良いバイクを作るでしょ
もし自分がホンダの経営者だったら、ファンを大事にするよ
確かに儲けも大事だけど
ファンを利用して目先の利益を追求したら、今まで積み上げてきた信頼が落ちるから、長い目で見たら損するよ
世界のホンダがそんな無能な経営をするとは思えな
事実多くのYouTubeバーはモンキー125 に対して高い評価をしている でも125のカブと同じ位の値段でしょ?
グロムが安いだけで後はスクーターになっちゃう ヘッドライトが異常なまでに暗く、実質、夜間に役立ちません。
タイヤも粗悪と言えるような品質だし、
リアブレーキの効きの悪さも致命的です。
そして、これらは、すべて、
安全に関わってくる重要部分でもあるので、
こういう部分のコストダウンは酷いと言わざるを得ません。
もしモンキーが125ccとして低価格なバイクならば
当然かも知れませんが、どちらかと言えば高いモデルなのだから、
安全性を欠いたコストダウンはHONDAの面汚しでもあるかと思います。 >>233
>ヘッドライトが異常なまでに暗く、実質、夜間に役立ちません。
夜間に役立たないどころか、
日中の被視認性を高める役目としても、相当に役立たずです。
汎用のバルブならば、交換して明るくすることも可能ですが、
一体型の専用品なのでどうにもなりません。 真横から見るとこんな感じ。
https://image.bikebros.co.jp/bike_img/1/15216/2_l.jpg
こういう足長な感じが俺は好き。
だからモンキーのフロントフォークとスイングアームも
5cmずつ伸ばして欲しいのだ。 お前らは知っているだろうか?
モンキーのホイールベースは、グロムよりも4.5cmも短いのである。
なので、モンキーのフロントフォーク&スイングアームを
5cmほど伸ばした所で大して大きなバイクにはならないのである。 155ccのビッグモンキーを出す際には、
是非とも前倒エンジンはやめて、
上のバイクのようにエンジンを立ててほしい。
やっぱり多くのバイクがそうであるように
その方がカッコがいい。 モンキーの場合、エンジンが倒れているせいで
フロントタイヤからの泥の巻き上げをモロに受けて
物凄く汚れやすいし、
そもそも見た目的にもダサい。
モンキーに通じるものを感じる。
https://www.surluster.jp/wp-content/uploads/2020/10/レオンアート突撃取材-iPhone_200930_11.jpg 俺は昔ながらの旧車デザインが好きなので
その流れでモンキーを選んだところもあるが、
モンキーである必要性はないんだよな〜。
なので、変に旧モンキーを意識しすぎたデザインよりも
縛りのないところで1から設計したバイクである方がいい。 モンキーである限り、
モンキーはこうあるべきである…という縛りが生まれてしまう。
俺は旧モンキーに何の興味もないので
それは俺にとってはむしろマイナスでしかない。 こうあって欲しい…という要望はあるのだが、
自分のスーパーモンキーに大きな不満もないのも事実で
満足度は相当に高い。
現状、他のバイクで今以上の満足は得られないので
現時点ではモンキーが俺にとってのNO1バイクです。 自分の性格/好みを考えて、
多分、モンキーがベストだろう…と予想して選んだわけだが、
その判断は大正解だった。
最初は、想像よりも走らなかった…と感じたし、
想像よりも振動が多かった…という失望感もあった。
だが、試行錯誤することで、それらの不満は今は無い。
結果オーライ!と言う所である。 もし、ノーマルのままで改善することがないとするなら
今頃、買ったことを後悔していたかも知れない。
だが、実際には、改善余地があったことが救いだと言える。 >>233
>ヘッドライトが異常なまでに暗く、実質、夜間に役立ちません。
>タイヤも粗悪と言えるような品質だし、
>リアブレーキの効きの悪さも致命的です。
これらの問題も全て改善することが出来た。
なので、結果的には良いのだが、
ノーマルモンキーには色々と不満があったのも事実である。
その中でもパワー不足と振動の多さは
かなり深刻な問題だったわけだが、
それも満足できるレベルに改善したことは大きい。 今、俺がいだいている満足感は
あくまで「数々の問題を解決できたから」であって、
言うなれば「スーパーモンキー」だからこそ満足しているのである。
逆に言うと、ノーマルモンキーのままならば、
これほどの満足度は到底得られない。
改善余地が残されていたことがラッキーだったと言える。 一見すると、パワー改善と振動改善には
何の繋がりもないと感じるだろうが、
実は大いに関係がある。
簡単に言うと、パワーアップすると
エンジンの振動も下がるのである。
一石二鳥とはまさにこのことだと言える。 論理的な分析をすると、
エンジンがよりスムーズに動くようになれば、
パワーアップもするし、振動も減るのである。
振動が多いと言うことは、
エンジン内部の各部品がスムーズに動いておらず
暴れているのである。
それはパワーロスにも繋がっているので、
無駄な暴れを抑えてやれば、ロスも減り、
パワーもアップするというわけである。
そして振動も減る。 俺は以前から「パワーアップと燃費アップは両立する」と宣言して来た。
更に言うと「パワーアップと燃費アップと振動低下」は全て関連があるである。
それは「無駄を無くし、効率アップすること」だと言える。
事実、俺のモンキーはそうやって進化して来た。
振動も少ないのである。 もしノーマルのように振動が多いままだったら、
不快感でスピードなど出せなくなってしまう。
俺が一般道を70km/hを超えるスピードで巡航したり、
バイパス道路で100km/hで走れるのも、
全ては「低振動」だからです。
不快感がないからスピードが出せるんですよ。 先日、3速で102km/h出した話をしましたが、
振動で手がビリビリする…なんてことはありません。
その回転数でも大した振動は出ません。
ノーマルの頃とは天地の差ですよ。
それだけの改善余地があったことが救いなのです。 俺は60キロぐらいだと3速のままで
走っていることが少なくないのですが、
ノーマルの頃ならば速攻で4速に入れてました。
ノーマルは振動が強いので、できるだけ低振動で走るために
早め、早めにシフトアップして行くしかないのです。
40km/hは4速の領域でした。
それが今では50km/hを2速で走っているなんてことも珍しくはないのです。 そもそも、2速で77km/h出るので
50km/hは割と余裕な領域なのですが、
ノーマルで2速50km/hで走るのは相当に強烈な振動が出て
不快感から現実的ではありません。
ノーマルだった頃は
1速2速3速は、4速で巡航するまでの繋ぎでしかありませんでが、
今では3速で巡航していることも少なくないのです。
それだけ振動が少なくなったからです。 2速で77km/h出るところを、50km/hで走るので
無理をさせているわけではありません。
3速で102km/h出るところを、
65km/hで巡航しても無理させている領域ではないので
大した振動も出ないのです。
ノーマルだった頃ならば、4速で65km/hで走っても
かなりの振動で不快感が強かったです。 これらの話からも分かる通り、
パワーアップと低振動は深い繋がりがあるのです。
最近「セッティング4.5+α」にしてパワーが増したと報告しましたが、
同時に、振動もやや減りました。両者は関係しているのです。 ノーマルのように振動が強かったら、
実質的にスピードは出せません。
いくらエンジンのポテンシャルとして
スピードが出せたとしても、
肉体的&心理的に出せないのです。
振動が不快すぎて出したくならない…のです。 逆に言うと、
俺のスーパーモンキーのように低振動になると
スピードを出すことの不快感が無いので、
スピードも出すことを純粋に楽しめるようになるので
ついつい出してしまうのです。
空いている道を走る時には
俺は「70〜75km/h」ぐらいで走っています。
振動なんて全く気になりませんよ。 とにかく、ノーマルの頃は、他者のレビューの印象とは違い、
強烈な振動で60km/hで走ることすら楽ではなかったのです。
バイク自体が走らない…と言うよりも、
振動が強すぎてエンジンが壊れそう&自分も不快という
二重苦によってスピードが出せませんでした。
そのために、後続車に車間距離をつめられて、
追われるように走ることが頻繁にあり、
嫌な思いをすることも多かったんです。 この強烈な振動は何とかならないのか…と、
パワーアップと同時進行で問題解決に向き合って来ました。
幸いにも、パワーアップするのに比例して、
振動もどんどん減っていき、
今では気にならない領域にまで減ってくれました。
最初は、非力な小排気量車だし、単気筒だし、
我慢するしかないのかな…と思っていましたが、
今では自分で乗っていても「単気筒とは感じない」ほどスムーズです。 簡単に言ってしまうと「燃焼バランス」が良くなると
エンジンの振動も減るのです。
それによって、パワーもアップするし、燃費も良くなるし、
振動も減るという、良いことずくめです。 燃焼バランスは絶妙なバランスで成り立っているので
俺が時々報告しているように
セッティング4とか、セッティング4.5とか、
結構、シビアな調節がキモなのです。
しかし、多くのバイクユーザーは
大雑把な改良しかしないので、
あまり燃焼バランスが優れた状態にはならないのです。
そのために、パワーアップしたけど、燃費は悪化した…とか、
あっちを立てれば、こちが立たず…に
なってしまいやすいのです。 燃焼バランスが良くなれば、
パワーアップもするし、燃費もアップするのです。
そして振動も減る…。
そのバランスを取ろうと思えば、
かなり細かく追い込む必要があり、
簡単に成し得る話ではないのです。
だから俺も、時間を掛けて、調節しては試走…、
再調整しては試走…と、何度も何度も繰り返して煮詰めているのです。 そのバランスというのは、
オイル1つ替えても狂ってしまうほど
絶妙なバランスの上で成り立っているので奥が深いのです。
なので、多くの人たちがやっているように、
何か市販の改良パーツをポン!とつけて「はい出来上がり!」と言うほど
イージーな世界ではありません。 俺がどれほど月日を掛けて煮詰めているかは
ここの人達ならご存知のことでしょう。
それほど微妙なさじ加減が必要なのです。
一旦はまとまり掛けたセッティングも、オイル替えたり、
タイヤを替えるなどして、状態が変わってしまったので、
またし直す必要が出てしまったわけですが、
先日のセッティング4.5+αは中々いいです。 以前はまだオイルが決まっていなかったので、
その時に使っていたオイルを元にセッティングも煮詰めていましたが、
何もやってもしっくり来ませんでした。
逆に言うと、その時の試行錯誤で、
今までのセッティングが破壊されてしまったので、
またやり直しになってしまったのです。
結局は「オイルも含めて総合的にバランスを取る」必要があると悟りました。 しかし、更に良い状態になる可能性もあるので、
今度は同じメーカーのオイルの中で、
少し探求してみようと思うのですが、
もうセッティングは替えないつもりです。
あくまでオイルだけの変化を探ります。 もうオイルの探求もほぼほぼ決まっていて、
現在使っているオイルで決定しても良いとは思っているのですが、
同じメーカーでちょっと気になる物が2つあるので
それを試した上で、最終判断を下そうと思っています。
ダメ元というか、運が良ければ、今よりも
良い結果が得られる可能性があるわけですが、
もう今のオイルで大満足しているので、
もしダメでも全く気にしません。
一応試してみようと思っているだけです。 次に入れるオイルは、
今と同じ銘柄のオイルの粘度違いなので、
純粋に「粘度の違いによる変化」を知ることができるわけです。
粘度は今よりも下がるので、
その分、ピストンの動きとしては「抵抗が下がる」わけです。
要するに燃費アップする可能性を秘めているわけです。
最近は燃費が悪くなっているので、その辺の改善を目的としていますが、
粘度が下がることで、パワーダウンする可能性と、
逆にパワーアップする可能性の両方が考えられます。 なぜ粘度が下がると、パワーダウンする可能性があるのか?と言うと、
空冷エンジンはピストンのクリアランスが多く取ってあるので
爆発によるロスも起きやすいのです。
しかし、粘度の高いオイルを使うことで、
そのクリアランスをオイルで埋めて、
爆発力が逃げないようにすることができるのです。
そういう意味においては、粘度の高さはプラスに働く一方で、
粘度が高いと、非力なバイクにとっては
ピストンの動きを悪化させてしまうのです。
なので、粘度の高いオイルは
プラスの効果とマイナスの効果が両方発生しているので
難しいところがあるのです。
その辺の是非を確かめるには、同じ銘柄で粘度を下げてやれば、
どちらが合うのかがハッキリ見えてくるわけです。 粘度が高いと、プラスの効果がある一方で、
マイナスの効果も出てしまう…。
逆に言うと、粘度が低くても、
プラスの効果がある一方で、マイナスの効果も出てしまう…。
結局の所は、試してみるしかないわけです。 粘度が低ければ、ピストンの動きを妨げないので、
パワーアップする可能性もあるし、
燃費アップの可能性もある。
その一方で、ピストンのクリアランスが増えてしまい
力が逃げてパワーダウンする可能性もあるわけです。
パワーダウンすれば、
パワーウェイトレシオが悪化するので燃費にも悪影響。 論理的に考えると
プラス効果もマイナス効果も同時進行で起きるので、
結局はどちらが上回るか?です。
なので、粘度を落とすことは、
よくなる可能性もあるし、悪くなる可能性もあり、
試してみない事には「分からない」ので
その辺がちょっとお楽しみです。 粘度を上げる/粘度を下げる…と一口に言っても、
W側の上げ下げと、H側の上げ下げとでは
また意味が違うわけです。
今回はW側は共通でH側の粘度が変わります。
過去の実験では
W側は下げない方がいい…というのが俺の結論です。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています