俺レンジファインダーカメラと機械式時計も趣味なんだけどさ、
カメラだとドイツのLeicaM3と同世代で国産最高峰のNikonSPってのがあるんだけど
NikonSPのが後発でLeicaM3を研究してより高機能で作られたんだけど
実際両方を手に入れて触ってみるとすぐに分かる。

なにがってその頑強さ、精密さ。LeicaM3はこれで殴れば人死にそうなほど金属の塊感がすごい
ところが後発で多機能を誇るNikonSPはペラペラ。落とすの嫌だからつい力入れて持つと指の後が凹むぐらい。
メッキも甘いし、結局当時の国産品の限界点がすぐにわかった。

機械式腕時計もそう。
1970〜80年代のロレックスやオメガのクロノグラフと、SEIKOのそれを比較すると、デザイン多様でやはり機能も多機能な国産品なんだけど
重さが全然違う。ロレックス等はもうぎっしり感すごくて素晴らしく所有欲をそそるが、SEIKOは軽くてさ、音も安っぽいし、針の動きもぎこちない。

バイクもそう。国産って数値スペックばかり追い求めて、まあ今の現行世代は問題と思うが、いわゆる国産ヴィンテージ世代の70〜80年代ぐらいバイクは
どれも塗装は薄々、金属ヘナヘナで安っぽくてかつてのゼロ戦と同じで動きだけ軽快で防弾性能皆無とか
機体もヘナヘナで後世まで動態保存に耐えられるのなんてほとんど無い様に、兎に角耐久力がなくて貧乏くさい。

ハーレーなんて70〜80年代、いやそれ以前なんて特に、スペック数値は低いし、故障は良くするが、クロモリ鋼超硬い、
タンクの厚み国産品の2倍3倍、塗膜もそう。
もう骨格の頑強さがぜんぜん違う。

こういうバイクが本当に数十年と走るんだよ。
売ったバイクの数%だけなんとか残ってヴィンテージとか言ってる国産バイクとは造りの贅沢さが違う。

さらに国産はパーツ供給の薄情さは米国、欧州メーカーと比べても最悪レベル。
20年もすればもう新品やサードパーティ製すら手に入らなくなりジャンク漁りか限定復刻品なんてバカ高いパーツに頼らざるを得なくなる。

如何に日本のものづくりが短期型で継続付加価値型でないかに気づいてない国産厨って単なる右翼発想にすぎない。

もっと客観的になったほうがいいぞ。