なぜこうなってしまったのかと言うと、排ガス規制対策で高回転を回させるため

高回転を回すと触媒(排気ガスのフィルター)の温度が上がり易くなる
触媒は一定の温度まで上がらないとフィルター効果が出ない
フィルター効果を高めて排ガス中の有害成分を除去するにはさっさと触媒温度を上げる必要があった
そのために無理やりeSPエンジンを4バルブ化・ショートストローク化せざるを得なかっただけ
その副作用として低回転トルクが低下し、常用回転数が上がり燃費が悪化した

この技術的な流れを理解しているなら新型のエンジンがただの劣化品だと分かるはずである

最高出力が僅かに上がったのはただの偶然で、これをあたかもド素人向けに「高出力化」というパワーワードにして連呼して劣化していることを誤魔化しているのである