0001ピカチュウ
2019/05/19(日) 19:04:48.51ID:FYtqNijWdショベルカーの操作をスマートフォンで気軽に体験できるアプリを
人材派遣業トライアロー(東京)が開発し、配信を開始した。
寿建設(福島市)の発案によるアプリで、重機を扱える人の裾野を広げ、
業界の人手不足解消も狙う。
アプリ「重機でGO」はショベルカーを使って岩を目的地まで運んだり、
丸太をトラックに積み込んだりする操作訓練を7種類用意した。
人身事故や横転、転落などの発生を回避するトレーニングも9種類そろえた。
本物志向の操作性を追求した。重機のレバーは日本工業規格(JIS)用と、
建設機械大手のコマツ用のどちらかを選択可能。二つのレバーを操ってアームを
上下したり、左右に旋回したりできる。
近年、建設業界は従業員の減少傾向が顕著で高齢化も進行する。
人手不足に危機感を抱いた寿建設が、2年ほど前にトライアロー側に
アプリ開発を提案したという。
寿建設の森崎英五朗社長は「アプリを楽しむことで高校生らに業界に
関心を持ってもらいたい。タイムを競うゲーム性があるのもいい」と語る。
トライアローの小岩忍プロジェクトマネジャーは「規制緩和によって受け入れが
拡大する外国人労働者への教育にも生かせるはずだ。多くの人に体験してほしい」と
話す。
現在配信しているのはアンドロイド版で、6月にはiPhone(アイフォーン)版なども配信。有料版(100円)のほか2種類だけ体験できる無料版もある。
河北新報(2019年05月19日日曜日)
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201905/20190519_63004.html
「重機でGO」の画面。丸太をトラックに積む作業などが体験できる
https://storage.kahoku.co.jp/images/2019/05/19/20190519kho000000015000c/001_size4.jpg