人と自然の中間地域を作り、不必要な首都の接触・捕食を控えるようにとのコンセンサスが
大枠でできるかもしれない。
人類が経済活動を抑え在宅しているこの短期間のうちに、綺麗な自然が戻って来ているらしい。
世界ってどこかに収束しようとしている一方で、恒常性を保とうとしていて、
そこから少しはみ出ると揺り戻しが起こり、その際、因果の糸で複雑に絡み合っていて思わぬ作用が生じる。
人類が森の狼を滅ぼすと回り回って生態系が崩れ、森の体系も破壊され、人類にも影響を与えたように。
人類が効率的な牧畜のために牛に肉骨粉を「共食い」させて狂牛病が起こり、人類に害を及ぼしたように。
なにか引いてはいけない因果の糸を引いてしまったのかもしれない。それは感覚的にマズイと感じるものかもしれない。
エボラもコウモリとの接触が原因と言われている。緊密に交わってはいけない種というものがあるのではないか。